アマゾンのFireTVスティックを購入したあと、アマゾンECHO(エコードット)を2つ新規に購入してホームシアターセットを試みたものの、動画は止まるわ、再起動できないわ、音声はプツプツ切れるわの最悪の結果が起こってしまった。
そのためどうしたかというと、早々にECHOとはお別れ。5.1chに対応したヤマハのサウンドバー『SR-B20A』を新たに購入し満足しているのでレビューする。
同じようにFireTVスティックでホームシアター設定してみたのに満足いっていない人は検討してみてほしい。
SR-B20Aとは?
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/sound_bar/sr-b20a/index.html
ヤマハ公式サイトより
結論からいうと5.1chながら、2万以下で満足できる音質を得られるサウンドバーであると言っていいと思う。
SR-B20Aの特長
バーチャルサラウンド技術
“DTS Virtual:X”は、前後・左右に加えて高さ方向も再現するバーチャル3Dサラウンド技術です。これにより、映像と音声の一体感が向上し、前後左右の広がりに加えて、上から包み込まれるような音を感じることができ、映画や音楽の世界への没入感がさらに高まります。
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/sound_bar/sr-b20a/features.html#product-tabs
ヤマハ公式サイトより
SR-B20Aはバーチャル3Dサラウンドに対応している。イメージでいうとフワッとした音に包まれる感じになる。
壁掛け対応
SR-B20Aはスリムでコンパクトなデザイン。壁掛け用のキーホールを使用すると壁掛けできる。ただレフログ家のようなディスプレイ(台座付き)が大半だと思うので高さが出せず、邪魔でまず壁掛けができないのがもったいない。
Sound Bar Remote App
サウンドバー「SR-B20A」「SR-C20A」「YAS-108」専用の操作アプリケーション。
ボリュームコントロールから、重低音を効かせたり、声を(少し)聞き取りやすくできるクリアボイスやサブウーファーの設定をスマホ上からできるというもの。インストールしたらカンタンに設定できるすぐれもの。
SR-B20Aの仕様
名称 | SR-B20A |
メーカー | ヤマハ |
実用最大出力(JEITA) | フロントL/R:30W×2、サブウーファー:60W |
入力端子 | |
音声 | 光デジタル2 |
USBポート | 1(アップデート専用) |
出力端子 | |
HDMI | 1(ARC対応) |
サブウーファー出力 | 1 |
Bluetooth(受信のみ) | |
バージョン | Ver 5.0 |
対応コーデック | SBC、AAC |
スピーカー部 | |
スピーカーユニット | フロントL/R:5.5cmコーン型×2、ツイーター:2.5cmドーム型×2 |
サブウーファー | 7.5cmコーン型×2 |
消費電力 | 25W |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 910W×53H×131Dmm、910W×131H×62Dmm(壁掛け設置時, スペーサー含む) |
質量 | 3.2kg |
対応可能フォーマット | PCM/Dolby Digital/DTS Digital Surround/MPEG-2 AAC ※PCM2chまで、それ以外は5.1ch まで |
視聴モード | ステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモード |
サラウンドモード | 4(ステレオ・スタンダード・映画・ゲーム) |
パッケージ&デザインフォト
SR-B20Aに変更してみて
変更してみての感想
これだけは音オンチのレフログでも分かるんだけれど、音質は圧倒的にエコードットよりも上。
特にYoutubeなどでアーティストの音楽を聴いているときに音の粒というか、ボーカルの後ろで流れている楽器の音が聴こえるようになった。
そして何より”これ”が改善したことが大きいんだけれど、動画が止まらなくなった。
もう本当これだけでも購入した甲斐があったと言っていいだろう。
あとはスマホやノートパソコンなどからSR-B20Aへワイヤレス接続して音楽を流すといったことも可能だ。
少しサイズ感が大きいのと、価格は約2万弱なので、エコードットを2つ購入したとすると約1.4万円なのでそれよりは割高にはなる。
これと言ったデメリットは正直これくらいだと思う。ただ、それに余るメリットを得られるに違いない。
サウンドバーはコスパ良オーディオ機器
スピーカーやウーファーを揃えているとどうしてもスペースが限られてきたり、家の景観を概してしまったり、ということが起こると思うんだけれどそれを限りなく無くしてくれるのがサウンドバーだと思う。
もちろんスピーカー単体やウーファー単体の出力や音質にこだわる人にはおすすめしない。
レフログと同じようにFireTVスティックでホームシアター設定したのはいいけど、思ったようにならずどうにか環境を改善したいという人におすすめしたい。
止まるというのは商品上あってはならないことだと思うし(オペレーターからはリセットしろだの初期化しろだの言われるけど)、そんなの再々やってられない。
ちなみにサウンドバーは他にもいろいろあって2chでいいのならもう少し安価で、5.1chやもう少し音質にこだわりたければ価格帯の上のものを選ぶのがいいだろう。
とはいえ2万円くらいがボーダーだと思うので、サウンドバーという点ではひとつのベンチマークと考えてみてもらっていいのではと思う。
ヤマハなのでどちらかというと音質は普通(変に重低音を効かせすぎていない方)だと思う。そういう意味でも参考にしてもらいたい。
▼HT-A7000・サウンドバー(ソニー)※上級ランク
▼YAS-209・サウンドバー(ヤマハ)※少し上ランク
▼SR-C20A・サウンドバー(ヤマハ)※下位グレード製品
▼SR-B20A・サウンドバー(ヤマハ)※今回の紹介製品