楽器を弾いている音を親子で同時に、カンタンに聴けるヘッドホンがこの「ATH-EP1000IR」。
レフログ家には電子ピアノとエレクトーンがあって、住んでいる場所の都合であまり大きな音が出せない。
そうなると大きな音を出したいときには、必然的にヘッドホンを使うことになって、今まではエレクトーンと一緒に購入した「HPH-50」というヤマハの入門用のものを使っていたという状況。
そんな中、子どもが突然『新しいヘッドホンがほしい!』と言い出して、購入したのが今回のオーディオテクニカ「ATH-EP1000IR」。
このレビュー記事では購入した理由と、このヘッドホンのポイントを紹介していく。
その次の記事では接続方法などを紹介していこうと思っているので、そちらも参考にしてほしい。
▼接続方法についての記事はコチラ
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オーディオテクニカ とは?
オーディオテクニカは1962年に創業した音響機器を取り扱う会社。
「Always Listening」という企業理念を掲げており、ヘッドホンについては廉価機から高級機まで幅広いラインナップを展開。
1996年の夏季/冬季オリンピック・パラリンピック大会のマイクロホ ンサポートを務めたりしているくらい世界からの信用も厚い。
オープンエア構造やウイングサポート構造など音質・装着感を向上させるための機構を積極的に取り入れている日本を代表する音響機器・映像機器メーカー。
ATH-EP1000IR とは?
ATH-EP1000IRはオーディオテクニカのヘッドホンの中でも、音に集中できるように設計された、楽器用ワイヤレスヘッドホン。
赤外線通信に強いオーディオテクニカの独自のデジタル変換と通信性能を組み合わせて生み出されたため、遅延を非常に感じにくい。
電子ピアノ、ギターやドラムなどの楽器練習でも音の遅延を感じず、快適に音を弾く&聴くができる高音質ヘッドホンである。
▼ATH-EP1000IRのフォトギャラリーはコチラ
ATH-EP1000IRの仕組み
ATH-EP1000IRの仕組みをカンタンに説明すると、送信機(トランスミッター)と受信機(ヘッドホン)に分けられているということ。
一般の人(当然レフログも同じ)だと、あまり見かけない仕様だと思うけれど、送信機(トランスミッター)から受信機(ヘッドホン)へ音が飛ばされている。
そして赤外線の性能を向上させた音をデジタルに変換して飛ばせる、オーディオテクニカ独自のハイブリット赤外線システムを採用し、ワイヤレスながらも超低遅延を実現している。
ATH-EP1000IRの特長と購入理由
ATH-EP1000IR(オーディオテクニカ)の特長と購入した理由(ポイント)は下記。
- ワイヤレスなのに超低遅延
- 楽器用ヘッドホン
- 複数購入で同時利用可
0.001秒以下の超低遅延&高音質ワイヤレス
ブルートゥースなどではなく、オーディオテクニカ独自の赤外線システムの性能をいかして、0.001秒以下の超低遅延を実現したATH-EP1000IR。
超低遅延と言われると分かりにくいかもしれなけれど、鍵盤を押してから音が鳴るまでのズレがものすごく感じにくいヘッドホンと思ってもらいたい。
ちなみに0.001秒というのは人で知覚できないっぽい感じ。
音に集中できる楽器用ヘッドホン
オーディオテクニカ公式サイトより
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-EP1000IR
赤外線システムを採用しているため、ワイヤレスで、肩や首元にコード(ケーブル)を感じないことでストレスなく演奏できる(とのこと)。
『実際そうなの?』とレフログの家族2人から聞いたけど、声を合わせて『うん!』と力強く言っていたので、本当なのだろう。
ちなみに本気でやるときは間違いなく有線がおすすめ。
複数購入でヘッドホンが同時接続可
オーディオテクニカ公式サイトより
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-EP1000IR
今はまだ1つしか購入していないんだけど、これが1番のポイントになると思っているところ。
想像してほしい。
今使っているHPH-50のヘッドホンや、一般的なヘッドホンだと、子どもの弾いている音(音色)を親が確認するときに『じゃあ、ヘッドホン(の線を)外して弾いてみて』となる。
ここまではいいのだけれど、当然そうなると大きな音では弾けないということになる。
そして音量を下げて弾く。
それを一気に、そしてカンタンに解消してくれるのが、このATH-EP1000IR。
なんと、1つの送信機(トランスミッター)で、2つ以上のヘッドホンへ音を送信することができるため、子どもと親が同じ音&音量で聴くことができるというスグレモノなのである。
ひとまずこのヘッドホンで大丈夫かどうか試してみて、2台目を購入する予定だったんだけれど、購入は濃厚であると言っていいだろう。
これができる日が楽しみで仕方ない。
最近2個セットを取り扱うお店も出てきている模様。非常に羨ましい限りである。
▼ATH-EP1000IR 2個セット(これだと親子2人で使える)
ATH-EP1000IR スペック詳細
ATH-EP1000IRは以下の製品(ヘッドホンとトランスミッター)が組み合わさった総称。
・ヘッドホン → ATH-EP1000RX
・トランスミッター → ATH-EP1000TX
○ヘッドホン:ATH-EP1000RX
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ40mm |
出力音圧レベル | 97.0dB/mW |
最大入力 | 1,000mW ※有線接続時 |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
電源 | DC3.7V(内蔵リチウムイオン電池) |
インピーダンス | 46Ω ※有線接続時 |
重量 | 約246g |
充電時間 | 約4時間 ※使用条件により異なる |
使用可能時間 | 約5時間 ※使用条件により異なる |
○トランスミッター:ATH-EP1000TX
入力端子 | φ3.5mmステレオミニジャック |
電源 | DC12V ※付属ACアダプター使用 |
インピーダンス | 32Ω |
外形寸法 | 高さ:62mm 横幅:103mm 奥行:135mm |
重量 | 約130g |
○通信仕様
通信仕様 | 赤外線ステレオ通信 |
使用周波数帯域 | 2.48MHz(Lch)、2.7MHz(Rch) |
最大通信距離 | 見通しの良い状態で7m以内 |
まとめ(購入理由とポイント)
エレクトーンや電子ピアノを持っている人には普通に検討してみてもいいのでは?と思えるオーディオテクニカの楽器用ワイヤレスヘッドホン「ATH-EP1000IR」。
レフログ家のように練習したり、同じように親が子どもの音を聴いてあげるシーンがあったり、子どもの弾いている曲を大きな音で聴いてあげるシーンがあるおうちには適していると思う。
次は「ATH-EP1000IR」の接続方法や使い方について説明。下記記事を参考にしてほしい。
なお、この製品について(※初心者の範囲内)聞きたいことなどあれば、気軽にツイッターなどでコメやDMをいただければと思う。