uni(三菱鉛筆)からユニボールワンというボールペンが2020年2月26日に新登場し、先日0.5mmをレビューしたんだけれど、もちろん0.38mmも購入している。
今回はペン自体の紹介は控えめにして、0.38mmと0.5mmのインクの細さや、ちょっとしたペンのデザインの違いをメインで紹介。
0.38mmが全20色、0.5mmが全10色展開で、0.38mmは0.5mmのカラーとかぶらないように購入しているで、参考になればと思う。
そしてまた今回も悲劇が起こっていたのであった・・・。
※こちらも0.5mmと同じ日に解消済み
レフログです。X(旧ツイッター)もやっています。フォロワーさまが1000人突破。みなさまに感謝です。
ユニボールワン(0.38mm)の紹介
ユニボールワン(0.38mm)の特徴は下記の3つ。
- ストレートボディ
- バインダークリップ
- ユニボールワンインク
シンプルなストレートボディ
0.5mmで実際に使っているので思うけれど、シンプル過ぎる軸デザイン。本当にシンプル。ここまで削ぎ落としてきたかと思うくらい。
黒はしっかりとした色合いで、白はテカテカしないオフホワイトの軸色になっているので落ち着いている。オフホワイトだけれど、ラバー汚れが気になることもある。
オープンワイヤークリップ
今のuni(三菱鉛筆)の流行り?と感じさせられるワイヤークリップ。
オーバル形状になった「オープンワイヤークリップ」は、スタイリッシュ。ちなみにバインダークリップ式になっているので、ノートや手帳に挟みやすい。
一部には「これがないとダメ!」というファンもいるくらいなので、良いところを突いていると思う。そして何よりクリップ部分が壊れにくいのもGood。
そこまで力も入れなくて良いのもさらに良い。
新開発「ユニボールワンインク」
黒が濃く、カラー発色が良い
これには驚いたのだけれど、ぺんてるのアイプラス(スリッチーズ)と比較しても、結構濃く黒色が出ている印象。多色展開しているカラー版の方も色がしっかり発色している。
独自開発の「ビーズパック顔料」というものを使用しているらしい。色材の紙繊維への浸透を極力抑えることで実現。
イメージでいうと、水(インク)がすべて紙に浸透せず、水玉状になって耐える感じ。水玉なので色がはっきりするため、発色が良くなる模様。
発色に関しては、エナージェル インフリーといい勝負していると言いたかったが、0.5mmで比較して、差が結構あるなと感じた。
にじまず、速乾性に優れる
ゲルインクは基本的ににじみやすいので今は必須だと思う。そんな部分をしっかり押さえてきている。さすがユニボールワンインク。
赤シートで隠せるカラー展開
0.38mmでは、オレンジ、ベビーピンク、イエローの3色、0.5mmではオレンジ、イエローの2色が暗記用赤シートで隠すことができるらしいが、ごめんなさい。赤シートが無かったので試せていない。
記憶に残りやすいインク
これがユニボールワンインク一押しなんだと思う。
立命館大学との共同研究により、黒色に関して、濃く、くっきりとした文字ほど記憶に残りやすいことが分かったそうだ。
が、、、信憑性は微妙。
検証では、0.25から0.28か29程度に上がった模様。
正直、社会人にとっては記憶は別モノ(他の方法で補完する等)と思っているので、管理人にはあまり関係ない。
それよりも色がはっきり、濃くて、滑らかで書きやすいのが良い。
ただし学生にはオススメなんだろうと感じる。
ユニボールワン(0.38mm)のスペック
ユニボールワンのスペックは下記。
ボールペン名称 | ユニボールOne |
価格 | 120円 |
ボール径 | 0.38mm |
全長 | 約140.0mm |
直径(グリップ中心部) | 約10.5mm |
重量 | 10.0g |
方式 | ノック式 |
インク | ゲルインク(ユニボールワンインク) |
メーカー | uni(三菱鉛筆) |
ユニボールワン(0.38mm)のデザイン
ユニボールワン(0.38mm)の見た目・デザインを紹介
ユニボールワン(0.38mm) – フォトギャラリー
カラーバリエーション(0.38mm)&描線比較
マンダリンオレンジ 0.38mm
ベビーピンク 0.38mm
ライムグリーン 0.38mm
エメラルド 0.38mm
グリーンブラック 0.38mm
バイオレット 0.38mm
ロイヤルブルー 0.38mm
ボルドーブラック 0.38mm
ブラウンブラック 0.38mm
ブラック 0.38mm
ライトブルー 0.38mm
ユニボールワン(0.38mm)のリフィル
品名 | UMR-38S |
品番 | UMR-38S |
価格 | 100円 |
全長 | 約111.5mm |
最大径 | 約5.8mm |
【番外編】カスタマイズ
実はユニボールワンとエナージェルインフリーのリフィルは入れ替えて使うことができる。もちろんこちらは自己責任にて。
※0.38mmも同様
※サラサクリップとも入れ替え可
ユニボールワンの書き味&描線
残念ながら左利きだと打ち込み時に、だいたいはカスレてしまう模様。
これがどういうものなのかは分からないけど、多くに見られるということはインクが乾いてしまうのかも(?)と思っている。
あとは色によってカスレやすいものと、そうでないもの。
インクの出が良いもの、悪いものがあるように感じている。
本当に右利きの人がうらやましい。
描線と色み比較
ツイッターでも見かけてたんだけど、ユニボールワン0.38mmは他メーカーと比較すると少し太め。
ユニボールワン0.38mmとエナージェルインフリー0.4mmのブルーブラックを比べると、確かに若干太いのが分かる。しかも0.4mmとうたっているエナージェルよりも。
あと興味深いところでいうと、ユニボールワンの方が少しブラックが濃いのが分かると思う。こちらは好みもあると思うのでお好みをどうぞ。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
良いところ
良くないところ
ユニボールワン0.38mmは左利きで筆圧が強い人には、なかなか使いこなすのは難しいのではないかと感じる。
もちろん左利きでも書き方や圧のかけ方次第では、うまく書けるのかも。
今回普通に0.38mmと0.5mmの比較をしてみたけれど、それでもやはり多くカスレが発生している。
管理人には合ってない。
ただそれだけの話なので、左利きの人はしっかり試し書きすることをオススメしたい。
ちなみに0.38mmは全20色というド級のカラーバリエーション。0.5mmでも同様に触れているが、多色展開は絵などを子どもと一緒に描く時の幅が一気に広がるのでGood。
0.5mmは一般的なカラーしかないが、0.38mmはブラウン系やシックな色合いが展開。(ボルドーブラック、ブラウンブラック、グリーンブラックなど)
管理人的に1番のオススメ色は「ボルドーブラック」
いい感じの色。