石灰石から生まれたボールペン「ライメックス」をレビュー。懐かしさを感じる形状&デザイン。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆 uni(三菱鉛筆)
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変わったボールペンがuni(三菱鉛筆)から発売されていたことは知っていたのだけれど、なかなかお目にかかることができなかった『ユニ・ライメックス』をついに発見。

これはもう買うしかない!
ということで、すぐさま購入したのである。

ちなみにこのボールペンの何が変わっているかというと、なんと石灰石からできているということ。

だいたいのボールペンはプラスチック(合成樹脂)か金属を組み合わせたものが多いと思うけど、そこが異なる。

何の変哲もなさそうな不思議なユニ・ライメックスを今回は紹介していく。

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ユニ・ライメックスの紹介

ユニ・ライメックス「LIMEX」(三菱鉛筆)の特徴は下記。

  • 石灰石から作られている
  • 昔懐かしいデザイン
  • 0.7mmのボール径が標準
  • リフィルの交換が可能

新素材のライメックス(石灰石)を使用

軸材に石灰石が使われているというライメックス。これで数十パーセント石油が削減されている模様。

ちなみにペン材にLIMEXを使用したのは、uniが世界初なんだとか。

どこかで見かけたことがあるデザイン

デザインは至極シンプル。何かの公演や会場にいったときに見かけるプラスチックのボールペン。「BOXY?」というボールペンと同型の模様。

ノックをして、カチッと止まって芯が出る。芯を収めるときは、飛び出てくるオレンジのパーツを押す仕様。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

やや太めの0.7mmが標準設定

これには驚いたのだけれど、ボール径がやや太めの0.7mmの設定になっている。

これは書きやすさや滑らかさを出すためだと思っている。ちなみにジェットストリームインクではないため、通常の油性インクの書き味だと思ってほしい。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

使い捨てじゃない、リフィル交換可

このライメックスで1番驚きだったかもしれないこと。

それはこの形状・デザインながらもリフィル交換ができるということ。

え? ホントに? と思うかもしれないけれど、ホント。
交換方法については後述するので参考にしてほしい。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

ユニ・ライメックス(0.7mm)のスペック

ユニ・ライメックス・0.7mm(三菱鉛筆)のスペックは下記。

ボールペン名称ユニ ライメックス ナチュラル
SD-LX-07
価格200円(税抜価格)
ボール径0.7mm
全長129.0mm
直径(グリップ中心部)10.0mm
重量8.9g
方式ノック式
インク油性インク
メーカーuni(三菱鉛筆)

ユニ・ライメックス(0.7mm)のデザイン

ユニ・ライメックス・0.7mm(三菱鉛筆)を紹介

フォトギャラリー

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
昔懐かしい感じのデザイン
よく見かけるといば見かけると思う
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
サイドビュー ほぼ真っすぐなデザイン
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
斜めビュー
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ペントップからのビュー
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
斜めビュー
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
サイドビュー
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
斜めビュー
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
真上からのビュー

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ノック付近にuniのロゴが浮き上がっている
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
クリップには『LIMEX(ライメックス)』のロゴがあしらわれている
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ペン先はキレイな形状だと思う
持ちやすい角度を探る必要あり
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ペントップからのビュー
両サイドが丸く、上下が平らなデザイン
グリップ付近は上下面に凹凸があり、滑り止め加工が施されている
ライメックスの表面はツルツルではなく、少し表面に石のような凹凸があるような感じ。

リフィル

ユニ・ライメックス・0.7mm(三菱鉛筆)のリフィルを紹介

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
リフィルはペントップを外すことで交換できる
品名S-7S
品番S-7S(0.7mm)
価格60円(税別価格)
全長87.7mm
直径約3.0mm
重量約1.2g

リフィルは一般的な価格の100円なので、60円はかなり安い印象。通常の油性インクタイプとなっている。

替芯(リフィル)の交換方法

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

ペントップを外すとリフィルを交換できるので紹介していく。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ライメックスのリフィル交換方法
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
オレンジのフック部分を押したあとに、右(上)側へスライドさせる
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
オレンジ部分をすべて押し込む

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ノック部分を引き抜く
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
さらに引き抜くとオレンジのフック部分のパーツが出てくる
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
すべてノック部分を引き抜く
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
ペンの中にリフィルがある
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
リフィルを出して交換ができる

互換性があるリフィル

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

ジェットストリームのSXR-80-07タイプと互換がやや効く。
ライメックスのリフィルをジェットストリームに入れることはできる。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

しかしながら逆は不可。
ライメックスのリフィルは途中で出っ張りがあるので、ここにスプリングが止まり、ノックごとにペンが出るのだが、それができない。

他にもuniでリフィル交換に対応するものがあるのかなと思って見てみたけれど、S-7S以外は無さそうだった。

他社メーカーで交換対応できそうなものを見つけたら更新していく予定。

ユニ・ライメックス(0.7mm)の書き味&描線

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

ジェットストリームインクではないため、0.7mmのいつものヌルヌル感はゼロ。

ただ、油性の懐かしい書き味を味わうことができるという意味では良い。ごくごく普通の油性ボールペンが好きな人にはいいかも。

ちなみに0.7mmなんだけれども、ジェットストリームインクの0.5mm程度?と同じ線幅のように感じる。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆
描線の濃さが、かなり違うことが分かると思う。
上が通常の油性インク
下がジェットストリームインク

後悔の可能性を
 片っ端から潰せ
  by 西野亮廣

「革命のファンファーレ」より

左利きが実際に使ってみてのレビュー

良いところ

  • 昔懐かしい感じのペン
  • シンプルなので景観を崩しにくい

良くないところ

  • 見かける機会が少ない
ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

どこか懐かしさを感じられるボールペンは、描線までもが懐かしいボールペンだった。

石灰石から生まれたということだけれど、あまりにも文房具店で見かけることが少なかったため、コレクションの一部かなと感じている。

正直、再生(リサイクル)がどうとか、そういうところが良くて買ったということではないため、あしからず。

高価でもなく、めちゃくちゃ変わっているわけでもないけれど、こういうボールペンにも良さはあると思う。

ライメックス(LIMEX)uni-三菱鉛筆

大きさはやや小ぶりで、ジェットストリームプライムと比較すると結構違ってくる。

そういう意味では他のボールペンを邪魔せず、油性が必要なときのために筆記具の中に入れておくのもアリかも。

使い方や考え方によって、いくらでも活用方法はありそうなボールペンに思える。

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