【ドクターグリップ4+1】0.3mm激細特化型の多機能ペン

ドクターグリップ4+1(パイロット) ボールペン
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アクロ500に続き、パイロットの「ドクターグリップ4+1」も購入したのでレビュー。

アクロ500は単色ボールペンだったんだけれど、ドクターグリップ4+1は4色ボールペンとシャープペンシルを兼ね揃えた多機能ペン。

ドクターグリップというとレフログが幼少期にグリップ部がグニグニな感じだったような気がしていたんだけど、このタイプはそのタイプとは異なる。

そしてこのペンを超カンタンに説明すると「”激細特化型”多機能ペン」。そんな疲れ知らずの多機能筆記具を紹介していく。

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ドクターグリップ4+1(パイロット)とは

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1(パイロット)0.3mm

ドクターグリップ4+1(パイロット)の特徴は下記。

  • 激細 多機能ペン
  • 疲れにくい
  • 濃くなめらかに書ける

激細に特化した多機能ペン

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1(パイロット)

すべてが0.3mmという芯径で揃えられているドクターグリップ4+1。

ボールペン4色もしくは3色という激細ボール径が採用されているものはあるけれど、シャープペンシルまでもが芯径0.3mmが採用されている細書きに特化した多機能ペン。

細さだけでの対抗馬としては最近uniから登場しているジェットストリームエッジ3などになってくるのではと思われる。

ジェットストリームエッジ3は、0.3mmよりもさらに0.02mm細い、0.28mmという世界最小ボール径を誇るペンである。

人間工学に基づいた疲れにくいグリップ

ドクターグリップ4+1(パイロット)
初代ドクターグリップのようなグニグニ感はない

ドクターグリップというくらいなので、グリップ部に最大の特長がある。

首・肩・腕への負担を軽減するドクターグリップ。ずっと書きつづけていると、手が疲れる、しびれる、肩がこる。

そんな悩みと別れるために生まれている。人間工学に基づき、無理なく握れる軸径が採用されていることで疲れないらしい。

書き出しから濃くなめらかに書ける

ドクターグリップ4+1(パイロット)
油性インクのようなヌメッとした筆記感が抑えられているアクロインキ

低粘度のアクロインキを搭載しているドクターグリップ4+1。なめらかな書き心地と、書き出し時にカスレにくいのが特長。

左利きでまったくカスレないというところまではいかないけれど、かなり書きやすいインクだと思う。

ちなみに濃さはジェットストリームインクよりも上のようにレフログは感じる。

ドクターグリップ4+1(パイロット)のスペック

ドクターグリップ4+1(パイロット)のスペックは下記。

ボールペン詳細

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ボールペン名称ドクターグリップ4+1
品番BKHDF1SMF3
価格1,100円
ボール径0.3mm(激細)黒・赤・青・緑
シャープ芯0.3mm
全長148.0mm
直径(グリップ中心部)約13.0mm
重量26.5g(※実測)
方式スライドレバー式
インクアクロインキ
メーカーパイロット

カラーバリエーション

  • ブルーグレー ※今回紹介しているカラー
  • ペールブルー
  • ペールオレンジ
  • ペールコーラルピンク
  • ペールラベンダー

※上記は0.3mm仕様のカラー

ドクターグリップ4+1(パイロット)フォトギャラリー&デザイン

ドクターグリップ4+1(パイロット)の見た目・デザインを紹介

スタンダードフォルム

まずはドクターグリップ4+1(パイロット)ブラックマットのひきの写真から紹介。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ペンの長さは約148mmなので、今回同時期に登場したアクロ500よりも約2cm長い通常タイプ
ドクターグリップ4+1(パイロット)
グリップ部がやや凹んでいる軸デザイン
ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1のサイドビュー
ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1は全体的に丸みを帯びたデザインなので、手のひらのフィット感がGood

アップショット

ここからはドクターグリップ4+1(パイロット)のアップ写真を紹介していく。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1(パイロット)を定番カットから
ドクターグリップ4+1(パイロット)
スライドレバー式によって芯が出てくる
ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1のペントップビュー
キャップを外すと消しゴムになっている
ドクターグリップ4+1(パイロット)
クリップの根本には「JAPAN」の刻印入り
ドクターグリップ4+1(パイロット)
スライドレバーの色は若干落ち着き目で、レバー自体も丸みがあるので指先に当たるときの引っかかり感は少ないかも
ドクターグリップ4+1(パイロット)
本体中央にはドクターグリップ4+1のロゴ入り
こちらは刻印ではなくプリント
ドクターグリップ4+1(パイロット)
クリップの形状は同パイロットのフリクションに似ている気がする
ドクターグリップ4+1(パイロット)
ペン先を出したとき
やや膨らみのある金型から0.3mmの鋭いペン先が出てくる

その他

あると言えばあるんだけど、なかなかここまでしっかりした説明書がペンに付くことはないので紹介。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ボールペンとシャーペンの説明あり
ドクターグリップ4+1(パイロット)
説明書を開くとシャープ替芯方法とボールペンの替芯方法が書かれてあるので親切。

ドクターグリップ4+1(パイロット)のリフィル

リフィルの仕様

品名油性ボールペン替芯(BVRF-8MF)
品番BVRF-8MF-B・R・L・G(黒・赤・青・緑)
種類アクロインキ(油性ボールペン替芯)
価格88円(税抜価格 80円)
全長98.5mm
最大径3.1mm

アクロボールに使用しているアクロインキは、粘度を一般的な油性ボールペンの1/5にすることで、水性に近いサラサラなインキになり、ボールがスムーズに回る。

▼ちなみに同アクロインキを採用しているコクーンは0.7mmなので描線は倍以上

リフィルの交換方法

ドクターグリップ4+1のリフィル(芯)交換はとてもカンタン。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
①ボディ中央をねじるとグリップ部が緩む
ドクターグリップ4+1(パイロット)
②グリップ部をそのまま外す
ドクターグリップ4+1(パイロット)
③芯を引き抜いて外したらOK。あとは逆順で進めれば完了

ドクターグリップ4+1(パイロット)の書き味&描線

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1はすべてが0.3mmなので激細
細ラーにはたまらないと思う

アクロインキが採用されているドクターグリップ4+1は、かなりカスレにくい方だと思う。

押し書きでもなかなかカスレにくいので、左利きで細字が好きな人には嬉しいポイント。

ドクターグリップ4+1(パイロット)

ただ、油断すると若干はカスレてしまうところはあるので注意は必要。こういうときは本当に引き書きが羨ましい。構造上のことだというのは分かってはいるのだけれど。

左利きが実際に使ってみてのレビュー

ドクターグリップ4+1(パイロット)

良いところ

  • 激細特化型 多機能ペン
  • 人間工学に基づいた疲れ知らずペン
ドクターグリップ4+1(パイロット)

やはりすべてにおいて0.3mmという激細芯を採用しているのは、細ラーにはたまらないと思う。

そして何より疲れにくいドクターグリップの威力が強いのに、最近のボールペンとしては安価に設定されている方だと思う。

良くないところ

  • スライドレバーがやや滑る
  • 好みの出るカラーリング
ドクターグリップ4+1(パイロット)

スライドレバーも丸みを帯びているので、気持ちレバーの引っかかりが良くない気がする。その点ジェットストリーム系のレバーは止まる印象。

他に良くない点があまり見当たらなかったためカラーリングを捻出しているけれど、これは本当に好みなのでそこまで気にしなくてOK。それくらい完成されているペンに感じる。

さすがパイロットのドクターグリップ。

まとめ

今まで4本以上ペンを収納しているものを数点見てきたけど、ちょっと別格のようにも感じてしまったドクターグリップ4+1。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
佇まいはそこまでなのに能力を隠しすぎているようにも感じる

20年以上の歴史のあるペンが良い変化をし続けながら行き着いた激細採用によって、0.3mm・0.5mm・0.7mmという自由度をドクターグリップは手に入れたことになる。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
激細を手に入れたドクターグリップ

今まで細字が好きだった人が、手の出なかったところに踏み込めるというのはGoodポイント以外の何ものでも無いだろう。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
ドクターグリップ4+1が0.3mmで黒色も少し濃いように思う

そしてリフィルは互換性があることも大きく、今まで0.5mmを使っていた人の選択肢として激細を低価格から選べるのも嬉しいポイント。

アクロインキの替芯が80円台という低価格なのは大きなアドバンテージだろう。

ドクターグリップ4+1(パイロット)
これだけ使いやすくて1,000円台から購入できる多機能ペンは珍しい

1本で5役のマルチ筆記具の「ドクターグリップ4+1」。4色ボールペンを用途に応じて、手帳やノートに色分けして使い分けができる。

シャープペンシルは、1本だけ手元に置いておきたい場合に欠かせないアイテムも兼ね揃える。

そこに0.3mmを装備し、激細特化型 多機能ペンとなった「ドクターグリップ」。細字好きな人におすすめできる1本。

約20年という”握り”への信頼感と歴史があるドクターグリップの今後の進化に期待。そのうち多機能ペンの高級ラインが登場してほしいものである。

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