疲れにくいシャープペンシルの定番であるDr.Grip(ドクターグリップ)にグリップを入れ替えて重量バランスをカスタマイズできる『ドクターグリップCLプレイバランス』をレビュー。
ドクターグリップは2021年に誕生から30周年を迎えている、大定番のシャープペンシル。つい少し前にはドクターグリップ30周年記念モデルが登場し、その中でもプレミアムカラーに位置しているブラックマットがめちゃくちゃかっこいい。
レフログです。X(旧ツイッター)もやっています。フォロワーさまが1000人突破。みなさまに感謝です。
ドクターグリップCLプレイバランス(0.5mm)とは?
ドクターグリップCLプレイバランス(Dr.grip CL PlayBalance)・0.5mm(パイロット)の特長は下記。
- グリップ内の重りを変更できる
- 振って芯が出せる
- 疲れにくい
グリップ内の重りをカスタムできる
シリコーンの素材と金属の重りがそれぞれ3つずつ入っており、2種類のグリップを組み合わせて、
自分に合った重量バランスにカスタマイズできる。
振って芯が出るフレフレ機構
発売当初、この機能があることが衝撃だったのを今でも覚えている。ノックするアクションを無くし、ペンを振ることでペン内部に入っている重りが動いて芯を出してくれる。
多分芯を出す。という行為が毎回2~3秒くらいは軽減されるのではと思うので、その数が多ければ多いほど効果に繋がるということになる。
ラバーグリップが疲れにくい
発売当初からホント変わらないよなと感じているグリップのプカプカ。ただ、これが要因となって疲れにくさが実現されている。
人間工学に基づいて、無理なく握れる軸径が作られており、筆記時に肩や腕にかかる筋肉への負担が軽減されるという構造。
ドクターグリップCLプレイバランス(0.5mm)のスペック
ドクターグリップCLプレイバランス・0.5mm(パイロット)のスペックは下記。
ボールペン名称 | ドクターグリップCL プレイバランス |
型番・品番 | HDGCL70R3 |
ボール径 | 0.5mm、0.3mm |
全長 | 142.0mm |
直径(グリップ中心部) | 14.2mm |
重量 | 18.9g~27.0g |
方式 | フレフレ&ノック式 |
グリップ | シリコーンラバー |
メーカー | パイロット |
ドクターグリップCLプレイバランス(0.5mm)のデザイン
フォトギャラリー
ドクターグリップCLプレイバランス・0.5mm(パイロット)のフォトを紹介。
パッケージ
シャープペンシル ボディ
クリップが搭載されていないのが分かる
今回はノンカラータイプを選んだので内部の機構が分かるというのが面白いところでもある
アップショット&比較ショット
重さ比較
ドクターグリップCLプレイバランスと通常のドクターグリップを比較。
ドクターグリップCLプレイバランスのまとめ
ドクターグリップCLプレイバランス(Dr.grip CL PlayBalance)を使ってみての感想。
シャープペンシルがカスタマイズできると言われると文具好きの心はくすぐられてしまうのは至極当然のことだと思う。
ちなみに全8通りの中から選ぶことができて、1番軽くて約19gから最大27gという重さとバランスから、自分好みの設定を探すことになる。
これについては一見メリットのようにも思うけど、自分の最適を探すのは大変だし、いちいち付け替えることを考えると、この点をデメリットと感じてしまう人もいるだろう。
そして購入した人も何名か書いているのを見たけど、グリップ内のパーツを無くさないように注意してほしい。金属製の方はまだ大丈夫かもしれないが、シリコーン製は特に見失いやすいと思われる。
キャッチコピーにもあるんだけど【探し出せ、ベストバランス】、まさにそんなシャープペンシルだと思う。
もしくは今現在ドクターグリップに『もう少し重みがあったらなぁ』と思ったり、『もう少し軽かったらいいなぁ』と思っている人、『もうひと回り小さいサイズが・・・』という人には強くは推せないけど、試してみてほしいかも。
それにしてもドクターグリップCLの”CL”はクリア(Clear)のCLで合っているのであろうか。また調べてみて結果が分かったら追記しておこうと思う。
▼ドクターグリップCLプレイバランス(0.3mm・0.5mm)
▼ドクターグリップエース(0.5mm)