57色ラインナップのサラサ(ゼブラ)から極細でも書き味が良いサラサナノ(SARASA NANO)が登場。通常のサラサと比べるとちょっと高いけど、低重心やペン先など随所に工夫が施されているのが嬉しい。
今回はバーミリオンインクが同梱されているプレミア版を購入したのでレビューしていく。
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サラサナノとは?
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)の特長は下記。
- 低重心
- バインダークリップ
- ちょっと良い仕様
金属製のペン先と低重心
ペン先が金属製になっているサラサナノ。通常のサラサにはない仕様になっている。少し変わった形状になっているのは極細でも筆記線を確認しやすくなっているのだとか。
安定のバインダークリップ
サラサといえば!というくらい有名なバインダークリップ。「これが無いとダメ!」という人が数多くいる人気のクリップ。
特にサラサシリーズのバインダークリップはしっかりと開く&耐久性もあるため、大きなノートやバインダーにも挟むことができる。そして何より使いやすい。
少しずつ良い仕様
ジェルインクのみずみずしさが表現されているノック部パーツ、ペン先の金属パーツ、内蔵されているうるふわクッションなど、さまざまな箇所がちょっとずつ良い仕様になっている。
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)のスペック
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)のスペックは下記。
ボールペン名称 | サラサナノ |
型番・品番 | JJH72-BK など |
ボール径 | 0.3mm |
全長 | 143.8mm |
直径(グリップ中心部) | 10.8mm |
重量 | 12.8g |
方式 | ノック式 |
グリップ | シリコンラバー |
メーカー | ゼブラ |
▼通常版
▼プレミア版
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)のデザイン
フォトギャラリー
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)のフォトを紹介。
パッケージ
ボールペン ボディ
アップショット
タイプ比較
サラサナノと通常のサラサやサラサグランドなどを簡単に比較。
サラサナノの替芯
替芯(リフィル)
サラサナノの替芯は以下の1タイプ。0.3mm芯は4色のみのラインナップとなる。
品名 | JF-0.3芯 |
品番 | 黒 RJF3-BK 赤 RJF3-BL 青 RJF3-R 青黒 RJF3-FB |
インク種類 | 水性顔料インク |
全長 | 111.1mm |
最大径 | 6.1mm |
リフィル交換方法
替芯対応
ここからは他のメーカーの替芯が対応しているかをチェック。
※ゼブラ製以外の替芯については自己責任にて
ユニボールワンの替芯(UMR-38S など)を試してみたんだけど、こちらについてはペン先の穴に引っかかってしまうという状況が起こってしまい利用することはできなかった。
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)のまとめ
サラサナノ0.3mm(ゼブラ)を使ってみての感想。
良い点が見受けられると思うけど、やはりボールペンは書いてからしか分からないことが多々ある。
結果から言うと、サラサナノは左利きだとギリギリのラインかなといった感じ。
うるふわクッションというガリガリ感を吸収してくれるパーツがあるとはいえ、正直左利きのレフログにはまだカリカリした感じがあったし、結局カスレは生じてしまったというのが現実。
ちなみに価格部分では、通常のサラサクリップは110円で購入できるという点がメリットに上げられると思う。
対してサラサナノは倍の220円。低重心感とちょっと良い感じのペンだということを考慮すれば価格的には問題無いようにも思う。
けれど、130円ほどで購入できてしまうユニボールワンとは比較対象にあげられてしまいそう。この価格帯だと価格に寄ってしまう傾向にあると思うので、サラサナノは若干苦戦するかもしれない。
昨今細字が流行り、定着しつつあり、0.3mmというサラサナノをゼブラが登場させたのはやはり他ブランド(三菱鉛筆、パイロットやぺんてる)に対抗するためだとは思う。
正味、左利きのレフログにはちょっと厳しかったサラサナノだけど、細字が好きな人には1度試してみてほしい。
特に右利きの人には問題ないと思われる。本当にこれだから左利きに書きやすいボールペンを探すのは難しい。
↑これが右利きの人には問題ない。という理由。上がレフログ(左利き)、下がレフログ妻(右利き)をサラサナノで書いた文字。右利きだと圧倒的にインクの出ている量やノリが異なっているのが分かる。悲しい。辛い。
とても右利きの人が羨ましい次第である。
▼サラサナノ・通常版
▼サラサナノ・プレミア版