【レビュー】クロス「タウンゼント」は長時間使っても疲れない使い心地を与えてくれるボールペン

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート) ボールペン
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米国(アメリカ)で最も長い歴史を誇る、筆記具ブランド「クロス」。なんと1846年に創業している超老舗。ちなみに三菱鉛筆が1925年なので、それを簡単に上回っているという驚き。

「クロス」のボールペンを試してみたいなと思っていた時に、運良く機会を得ることができたので嬉しい。

普段こんな高級ボールペンに触れることがないので、手にするときに内心ドキドキしてしまったのは言うまでもない。

今回はクロスの「タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレート(CROSS TOWNSENT Black Lacquer Rhodium Plate)」を紹介。写真はいつも通り多めに載せているので、クロスのボールペンを堪能していただければと思う。

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タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレートの紹介

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレート」は創始者の長男であり、発明家として活躍したアロンゾ・タウンゼント・クロスの名を冠したコレクションらしい。

ツルッツルの黒ボディは重厚感があるため、ビジネスシーンにも使えるのは間違いない。

ちなみにこのクロスは歴代大統領からも選ばれているらしい。何かそれだけでもすごいブランドなんだなと感じる。

「クロス」は各シリーズの中で各色(装飾)に分かれているイメージ。

ボールペン

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)

今回紹介するのはこのボールペン。黒ボディに見を包まれ、シルバーがアクセントになっている。

ローラーボール

ローラーボールとは水性インクを使うボールペンのこと。ペン先が少しボールペンの形状と異なる。

万年筆

ペン先がゴールドとシルバーで装飾があしらわれている。キレイでカッコイイ。

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレートのスペック

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレートのスペックは下記。

仕様

ボールペン名称クロス タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレート
ボール径黒M(中字)1.0mm
全長約145.5mm
直径(グリップ中心部)約11.0mm
キャップ径約13.0mm
重量約37.0g ※リフィル重量含
方式回転繰り出し式
インク油性ボールペン
メーカークロス

重量

タウンゼント ブラックラッカーラジウムプレートの重量は 約37g なんだけど、最大の特徴はキャップ上部が 20g あることだと思う。

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)

これで安定感出るの?という感じだが、予想を超えて手の親指と人差し指の間にフィットする。これには驚いた。

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレート – フォトギャラリー

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレートの見た目・デザインを紹介

デザイン・フォルム

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
漆黒に包まれた本体にリング・クリップ・ペントップ・ペン先がシルバーの装飾
黒はテカテカの黒ではなく、ソリッドな黒に近い
全体的に丸みを帯びたフォルムになっている
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
ペン先
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
キャップ部分 クリップとシルバーリングが全体的に丸みを帯びているのが特徴
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
サイドビュー
上部の直径が13mm、ペン先が11mmの回転繰り出し式
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
斜めビュー ※管理人が好きなアングル
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
ペントップビュー
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
少し分かりにくいんだけど、ペントップは穴が開いてる
何のため?謎 いや、デザインだ!
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
斜めアングル
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
サイドビュー
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
クリップには「CROSS(クロス)」の刻印入り
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
クリップ裏側 分かりにくいんだけど、リング上に「CROSS(クロス)」の刻印入り

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
ここからはペン先を出した状態
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
ペン先からのビュー
1.0mmのペン先なのでごつめ
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
漆黒にシルバーがきまってる
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
クリップ横からのアングル 結構変わった造形になっている
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
逆からのアングル
どこから見てもカドカドしさがないのが優しい

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレートのリフィル

リフィル

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
品名M 中字 8513 ブラック
品番8513
種類油性ボールペン替芯
価格990円
全長約116.5mm
最大径約3.0mm

リフィルは結構長め。回転繰り出し式のボールペンをほぼ持っていないのもあって、最初外し方に手間取った管理人であった。

交換方法

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
①交換するリフィルを準備する
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
②ペン下ボディへリフィルを入れる
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
③全部入れきったら、リフィルがねじ込み式になっているのでクルクル回す
クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
④しっかりとねじ込みが終わったらあとは上部のキャップを差し込むだけ

タウンゼント ブラックラッカーロジウムプレートの書き味&描線

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)

中字サイズなので描線は1.0mmなので結構太め。書き味は、思った以上にはスラスラかける印象。

これはボールペン自体にしっかりとした重みがあるからかもしれない。ちなみにやはり書き始めはインクが一瞬付かない状態にはなる。大丈夫。左利きだから慣れっ子。

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)
ジェットストリームインク1.0mmとの比較
クロスのインクの方が少しグレーがかっているのが分かると思う
黒々しさはジェットストリームの勝ち

左利きが実際に使ってみてのレビュー

クロス - タウンゼント(ブラックラッカーロジウムプレート)

良いところ

  • ストレートボディ
  • 重さを感じさせない重心バランス
  • 長く使っても疲れない

良くないところ

  • ツルツルなので指紋・小キズが目立つ
  • クリップが思った以上に強い

Badポイントは高級が故?の悩みなんだろうけど、ブラックでツルツルのボディはどうしても指紋や小キズが目立つ。

あとは胸ポケットに数日入れていたんだけど、クリップが強くて胸ポケットにスッと入る感じではなくって1回しっかりと止まるということ。

ん?と何度か入れ直すことがあった。これは慣れてきたら問題ないかも。

しかし逆にいうとそれくらいしかBadポイントはないのが正直なところ。

何せ高級感が伝わる佇まいと、オブジェとしても映えるボールペンであることは間違いないので、そこに置いてあるだけで絵になってしまう。

あとはGoodポイントで書いている、長時間使っても疲れにくいということ。これが1番の衝撃。重いはずなのに疲れにくいのは驚き。

ボールペンの重心バランスがすごく良いのだと思う。

ちなみに管理人はこのシリーズよりもセンチュリーという細軸シリーズがいいなと思った。

いつ手にすることができるか分からないけれど、とりあえずエントリーシリーズもあるみたいなので、一度買ってみて次どうするか考えてみたいところ。

いつかは「これ!」という高級ボールペンを手にしたい。

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