文具界ではクルトガダイブで盛り上がっているんだけれど、少し前(2023年2月20日)に『クルトガKSモデル』が発売。
クルトガダイブよりも先に発売されているのに、なぜかクルトガKSモデルをなかなか文具店で見つけることができず、結局クルトガダイブとほぼ同じくらいの購入に。
そんな若干置いてけぼり状態にしてしまっていた『クルトガKSモデル』をレビューしていくんだけど、結論から先に言ってしまうと、クルトガダイブよりも沈み込みが少なく、書きやすいシャープペンシルに仕上がっているので、クルトガ好きの人はぜひ試筆してみてほしいと思う。
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クルトガ KSモデル とは?
uni(三菱鉛筆)からクルトガの新スタンダードモデルである、クルトガKSモデルが登場。
2008年3月から登場した、“芯が回ってトガり続けるシャープ”『クルトガ』。シリーズ累計販売本数1億本を突破、学生を中心に人気を博しているシャープペンシル。
クルトガKSモデル 公式サイト
https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/ks.html
クルトガ KSモデルの特長は下記。
- 新デザイン
- 新グリップ
- 改良されたクルトガエンジン
シンプルなデザインに一新
クルトガアドバンスのようなシンプルでストレートボディを踏襲しつつ、ペン先がクルトガアップグレードをより直線的にしたようなデザインに変更されている。
クルトガKSモデル 公式サイト
https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/ks.html
長時間筆記に適したエラストマーグリップ
長時間文字が書き続けられるように考えられたペン先が広がっている形状のエラストマーグリップを搭載。
図に書かれてあるほど大げさじゃなくて、本当に気持ち少しだけ広がっているグリップ。たったそれだけのことかもしれないけど、それだけで何だか握りやすくは感じる。
クルトガKSモデル 公式サイト
https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/ks.html
▲▼本当にコンマ何ミリかだけペン先の方のグリップが広い
ペン先の沈み込みを最大限抑えた新エンジン
クルトガの名の由縁である「芯を回転させ、芯先をトガらせる」クルトガエンジンが改良され、筆記中に起こるブレを軽減。これによって今まで以上に集中できるように。
さらに従来型までのクルトガエンジンはペン先の方にあったんだけど、エンジンを軸中央に配置することで、デザイン性が向上している。
これは今まで気になっていた人もいると思うので、これがなくなることで『デザインいいな~』と感じてくれる人も増えるのではと思う。
クルトガKSモデル 公式サイト
https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/ks.html
変にクルトガエンジンの主張がなくなったのは良いと思う。ジェットストリームプライムでのアノ青い石といい、uni(三菱鉛筆)は最近こういう主張の仕方を切り替えてきているのはGood。
クルトガ KSモデル のスペック
クルトガ KSモデルのスペックは下記。
シャープペンシル名称 | クルトガ KSモデル |
型番・品番 | 0.3mm M3-KS 1P 0.5mm M5-KS 1P |
芯径 | 0.3mm / 0.5mm |
軸色 | 0.3mm ブルー、ブラック、アイスブルー、ライトグレー 0.5mm ブルー、ネイビー、アイスブルー、ライトグレー |
全長 | 約145.0mm弱 |
直径(グリップ中心部) | 約11.0mm |
重量 | 11.3g ※実測 |
方式 | ノック式 |
機能 | 改良版 新クルトガエンジン |
メーカー | uni(三菱鉛筆) |
クルトガ KSモデル のデザイン
デザイン
クルトガ KSモデル を実際に使ってみての感想(レビュー)
ここからはクルトガ KSモデルを使ってみての(レフログ的)感想。実際に書いてみて驚きが多かったシャープペンシルであったことはブログの最初に書いている通りである。
※あくまで個人の主観からなのでお忘れなく
何に驚いたかというと「クルトガダイブよりも沈み込みが少ない」ということ。これに関して嘘だと思うのであれば実際に店頭に並んでいるものと比較してもらってよい。
※これに関してはクルトガダイブの搭載エンジンが旧タイプであることが要因
そして、この沈み込みが少ないため(レフログは)書きやすい。というのが率直な感想。
※実際に書きやすいかどうかは個人差があると思います
クルトガダイブよりも書きやすくて良いというのはあるんだけど、あくまですべてが勝っているというわけではない。
クルトガ KSモデルにも難点が2つある。
1つ目は今回搭載されたエラストマーグリップにキズが付きやすいように感じるということ。特にガチャガチャしていない状況でこれなので、筆箱に入れていると・・・と考えると、耐久性が低そうに感じる。
2つ目はペン先が収納されなくなったことで、先端が何かに引っかかってしまいそう。(という怖さ)だが、これに関してはスマッシュや他の製図用シャープペンシルも同様なので、そこまで気にしなくてもいいのかも。
クルトガ KSモデル のまとめ
クルトガ KSモデルはuni(三菱鉛筆)が新スタンダードと言っていることが分かるくらい良いシャープペンシルのように感じる。
なんといっても550円(税抜)という価格からも気合いの入れようが伺える。簡単に言うと、550円でクルトガダイブよりも良いエンジンが積まれていて、沈み込みが少なく書きやすいのである。
たったそれだけのことなんだけど、それだけでものすごいインパクト。これからさらに売れていきそうな予感のするシャープペンシル。途中にも書いているけど、0.5mmだけでなく、0.3mmタイプも発売していることもGoodだと思う。
ぜひ今クルトガシリーズを使っている人は実際に触れてみてほしい。そこに驚きの(クルトガダイブよりも沈まない)書きやすさがある。