前回の記事で「ハイブリッドデュアルメタリック」を紹介したけれど、今回紹介するのはその筆ペンバージョンの「デュアルメタリックブラッシュ」。
ハイブリッドデュアルメタリック同様、白いノートと黒いノートにそれぞれ違った色合いを出せる特殊なラメインキを使っている毛筆タイプの筆ペン。
これまたうまいことに、ハイブリッドデュアルメタリックと一緒に置いてあるから気になる気になる。
そして思わず買ってしまったのでレビューするしかないのである。ちなみに1本500円だから決して安くない・・・。
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デュアルメタリックブラッシュとは?
デュアルメタリックブラッシュとは、ぺんてるから2016年に欧米で、2017年に国内で発売された「ハイブリッドデュアルメタリック」のインキをベースにしている筆ペン。
▼新色7色レビューしているボールペン「ハイブリッドデュアルメタリック」
穂先はが毛筆タイプなので、習字や毛筆みたいに広い面から細かい部分まで使うことができるため、言うならばボールペンよりもさまざまな表現が可能である。
デュアルメタリックブラッシュ(ぺんてる)の特長は下記の3つ。
- ラメラメ
- ブラックノートで驚き
- ボールペン以上の表現
ゴリゴリのラメ筆ペン
ボールペンよりも文字を太く、そして線を幅広く書くことができるのでボールペンよりもラメ感がUPしているかのような印象を受ける。
これぞまさに筆ペンのなせる技なのかと思わされる瞬間が多い。
ブラックノートで色が変化する
ハイブリッドデュアルメタリック同様、1本で2つの顔を見せる、というメーカーフレーズがまさに感じられる瞬間。
思っている以上に色が違うので驚く。これぞデュアルメタリックというのを感じさせられる。
ボールペン以上の表現力
特長の最初にも書いているけど、ボールペンよりも線が太く書けるというのはボールペンの表現を超えることができるということ。
ハイブリッドデュアルメタリックが1mmなので、その範囲内なら描線の強弱を出せるけど、それを超えることはできない。
それを唯一超えることができるのが、このデュアルメタリックブラッシュである。
デュアルメタリックブラッシュ(ぺんてる)のスペック
デュアルメタリックブラッシュ(ぺんてる)のスペックは下記。
ペン名称 | デュアルメタリックブラッシュ |
価格 | 500円 |
全長 | 約143.0mm |
直径(グリップ中心部) | 13.5mm |
重量 | 12.4g |
方式 | キャップ&ノック式 |
インク | 水性ラメインク |
メーカー | ぺんてる |
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デュアルメタリックブラッシュ(ぺんてる)のデザイン
デュアルメタリックブラッシュ(ぺんてる)の見た目・デザインを紹介。
フォトギャラリー
デュアルメタリックブラッシュ(ぺんてる)の書き味&描線
筆ペンなので書こうと思えば1cm以上の線も書くことができる。ぺんてるは筆ペンの穂先にも力を入れているらしく、比較的まとまりも良い気がする。
ただ使い慣れるまでは腕がプルプル震えると、それと同時に描線もプルプルになる。習字のうまい人は本当に尊敬。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
良いところ
インクが無くなるまでは色が常に着くのは左手にとって嬉しい。ムラにはなっても、着かないということが起こらない。
しかもノック部を押すことでラメインクがどっと出てくるので、調整が可能である。ラメが流れるように出てくるので、このペンならではの見どころだと思う。
文字に使えるのは当然のことながら、どちらかというと絵を描くこと、塗ることに使いやすいと思う。
そして上記2つのあわせ技みたいなものだけど、絵が好きな子どもにはおすすめ。こんな面白くて豪華なペンは滅多にない。
良くないところ
筆ペンは当然ながら左利きの天敵となる。打ち込みはしづらいし、筆の方向は逆だし、良いことが見つけづらい。
なお、筆であることから筆加減の慣れは必要になってくるため、左利きにはホント相性悪いよなぁと思ってしまう。
そして良いポイントで”豪華”という言葉を使っているが、(レフログからすると)価格がやや高いと感じる。
せめて300円くらいだったらと思ってしまうのが正直なところ。インク量や筆にしていることなどが含まれているんだろうけど。
ただし、”書く”よりも”描く”が中心であれば、価格相応なのかなと感じるので、買い手次第かなとも思える。絶妙に微妙な価格なのかもしれない。筆好き、絵が好きな人にはおすすめ。
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