筆圧強い系左利きのレフログが現在使っているのはジェットストリーム プライムというシリーズのボールペン。
なかでも愛用しているのは、①にあたる多機能ペン2&1タイプで、芯は0.7mmを使用している。
今回は⑤にあたる、ジェットストリームプライム ノック式シングルを購入したのでレビュー。
▼プライムシリーズのレビュー記事
①ジェットストリームプライム多機能ペン2&1
②ジェットストリームプライム多機能ペン3&1
③ジェットストリームプライム3色ボールペン
④ジェットストリームプライム回転繰り出し式シングル
スペシャルエディション(ノーブルシリーズ)
⑤ジェットストリームプライム ノック式シングル
今回は「ノック式シングル」なので、単色ボールペンとなる。機能性は多機能ペンや多色ボールペンと比べるとやや劣るものの、シングルらしいシンプルなペンを紹介していく。
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ジェットストリームプライム ノック式シングル とは?
ジェットストリームプライム ノック式シングル(三菱鉛筆)の特長は下記。
- 超・低摩擦ジェットストリームインク搭載
- 細さが際立つ
- 感触バツグンのノック式
- 有迷な青い石・・・
いきなりBadポイントが2つ出てくるけど、驚かないでほしい。
※レフログは普通にダメなところも書くのが特長
超・低摩擦ジェットストリームインク搭載
誰もが体感しているであろう「クセになる、なめらかな書き味。」を実現した画期的なインクを搭載している。
一般的な油性ボールペンと比較して筆記速度に関わらず、低い筆記抵抗でなめらかな書き味を実現している人気のインクである。
▼uni(三菱鉛筆)の試験による筆記摩擦比
当社従来品(油性ボールペン)の各荷重における筆記摩擦係数を100%とした場合の『JETSTREAM』は約30~40%筆記摩擦が軽減されているため書きやすい。
詳しくは下記の記事を参考に見てほしい。ボール径ごとにレビューしている。
シンプルで細めのストレートボディ
ボディはシンプル過ぎるほどシンプル。直径約1cmなので、ボールペンでは細めの部類。
細さは、今人気のユニボールワンよりも若干細いというと分かりやすいと思う。
本体にマット加工塗装が施されているため落ち着いた印象と高級感を演出してくれている。しかしこのマット塗装、いつかはハゲるので留意しておいてほしい。
ノックの感触がバツグンに良い
しょうみ、こんなにノックしやすいのはなかなか無い印象。今までそこそこの数のノック式ボールペンを紹介してきたけど、ここまでのは少ない。
ノック音も鳴るけど嫌らしくなく、ノック感は柔らかいんだけど、しっかり反発もある感じ。
スクリプト(ロディア)やロットリング600(ロットリング)よりも良い。
ダサさで有迷なクリップの青い石
絶妙にダサいクリップの青い石。もはやこれがトレードマークになってしまっているといっても過言ではない。
デザイナーの意思に反して、これだけダサいと言われてしまっても仕方ないだろうなと思ってしまう。やや上位ボールペンだからこその声であると思う。
正直、なかったらもう少しは売れてると思う。ジェットストリームプライムは回転繰り出し式以外は、もれなくこの石がついてくる。
ジェットストリームプライム ノック式シングルのスペック
ジェットストリームプライム ノック式シングル/三菱鉛筆のスペックは下記。
ボールペン名称 | ジェットストリームプライム 多機能ペン 2&1 |
品名 | SXN220005 / 007 |
価格 | 2,200円(税抜価格) |
ボール径 | 0.5mm / 0.7mm |
全長 | 約141.5mm |
直径(グリップ中心部) | 約10.0mm ※10mm以下 |
重量 | 約25.0g |
方式 | ノック式 |
インク | ジェットストリームインク |
メーカー | uni(三菱鉛筆) |
ジェットストリームプライム ノック式シングル – フォトギャラリー&デザイン
パッケージ
スタンダードフォルム
ここからはジェットストリームプライム ノック式シングル(uni・三菱鉛筆)の写真を紹介していく。まずは引きの写真から。
アップフォルム
次はジェットストリームプライム ノック式シングル(uni・三菱鉛筆)のアップ写真を紹介。気になる部分があればピンチで拡大して見てほしい。
ジェットストリームプライムのリフィル
品名 | SXR-05 / 07 |
品番 | BK(黒)・BL(青)・R(赤) |
価格 | 100円(税別価格) |
全長 | 約111.5mm |
最大径 | 約4.0mm |
重量 | 約1.6~7g |
インク | ジェットストリームインク |
通常のジェットストリームのリフィル(100円)がそのまま使えてしまうのはGood。金属リフィルのような高さもないし、何より減り具合を確認できるのもいい。
【ジェットストリームインクの特長】
インクがなくなりそうだなと思った瞬間からインクがなくなって使えなくなる。
リフィル交換方法
ジェットストリームプライム ノック式シングルのリフィル交換方法を紹介。
グリップ部をねじるだけでいいのでカンタン。
ジェットストリームプライムの描線&書き味
左利きのレフログが愛用はしているものの、実はジェットストリームプライムでもカスレる。
手に持った時の重量感が筆圧の強いレフログには合っており、そこまで押さえつけなくても本体自体の重さでもカバーされているように感じる。
描線については下記の記事も参考にしてみてほしい。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
良いところ
ジェットストリームインクのため、左利きでなかなかインクが出ないということがないくらいなのでここは素晴らしいに尽きる。
他のジェットストリームプライムだと金属リフィルになり芯が高くなるところが通常版タイプのリフィルが使えるところも嬉しい。
最後になんといってもこれには感動。ノックの感触。重くなく、軽すぎないノックを一度味わってほしい。
良くないところ
Badポイント① クリップ部分の装飾がダサい
このペンの良さを消してしまいかねないダサい石
Badポイント② マット処理が削れる
最後にカラーバリエーションはやや少なめ。黒とシルバー以外はちょっと微妙な気がしてる。レッドを追加してくれると赤リフィルを入れて使えるのにと、ずっと思っている。
まとめ
決して安くないボールペンなので、よく吟味して選択をしてほしいと思うペン。
単色の利用シーンが多い人にはいいと思うけど、赤ペンなども使うのなら2&1の方が数段使いやすいので、そちらがおすすめである。
同じようなデザインだとサラサグランドというボールペンがあるんだけど、約半値で購入できることと、水性なのでインクが豊富。
そしてなんとノック式シングルと同じジェットストリームインクのリフィルも使うことができる(※自己責任にて)驚きのペン軸。
カスタマイズ性と汎用性を求めるならこちらでもぜんぜん良い気がしてしまうのはレフログだけだろうか・・・。
軸色も多いし、
インクも豊富だし、
と、語り始めるとなかなか良い点が見つけづらくなる。
とはいえ、そんなことも言ってられないのだが、冒頭からも言っているようにノック感は絶妙。
そして何より漆黒で品位の高い雰囲気をかもしだしてくれるのは、このペンにしかできないと思う。
レフログのように黒系で揃えていきたい場合には欠かせない選択になることだろう。
ノックからの書き出し、書き終わりまで、言うことなしのジェットストリームプライム ノック式シングル。シンプルなストレートボディに一度触れてみてほしい。