今年はじめのブログでも紹介しているように、子ども用タブレットは「Mediapad M3 Lite 10」というファーウェイから2017年6月に発売されたAndroidタブレット。
コスパは良かったけど、2年くらい経っているので買い替えを検討しなければならないかもなという状況に拍車をかけているのが、ファーウェイに対するアメリカの制裁再強化。
もうアメリカが反則技みたいなものを使ってきてるんだけど、この流れはどうしようもないため、今後ファーウェイ製品は諦めるしかないかなという状況。
諦める理由は、せっかくファーウェイから「MatePad」というコスパにすぐれるAndroidタブレットが3万円ほどで登場しているのに、GMS(Google Mobile Service)が封じられていること。これでは何もできないようなもの。
※GMSとは、GooglePLAYやGmail・GoogleChromeなどのアプリサービスの総称のこと
そんななか、それでもAndroidタブレットにしたい場合の候補を探してみる。
子ども用タブレットの選ぶ基準
子ども用のタブレットを選ぶ自分の基準としては以下の4つ。
- Wi-Fiモデル
- ディスプレイ10インチ以上
- メモリ 3GB以上
- 容量 32GB以上
Androidタブレットも高性能になっていることや、実際買ってすぐにダメになるのもNGなので、そこそこの性能のものを、そこそこの価格で購入したいと考えている。
上述した内容だとだいたい3~4万程度に着地すると思っているので、そこならまだ子どもに与えるとしても、想定内かなといった感じである。
Android VS iPad
個人的には家族全員のスマホがAndroidなので、タブレットもAndroidを選んでいるが、正直性能だけでいうと圧倒的にiPadが優れている。
そして今までは『iPadは高い』という感覚だったんだけど、最近出ている『iPadは4万円弱でも買える』というところが非常に大きい。もうタブレットはApple一強のような感じ。
いや、Androidタブレット頑張ってくれ。
それでもAndroidタブレットがいい
もう圧倒的に劣勢なAndroidタブレットだけれど、それでも私と同じようにAppleのiPadがいくら性能が良くても、家族全員がAndroidだし、という人もいると思う。そんな人たちへ2020年下半期に子ども用に選ぶおすすめAndroidタブレットは以下。
MediaPad T5
それでも登場してしまう「MediaPad T5」
ファーウェイのAndroidタブレットがどこまで使えるかは分からないんだけど、GMS搭載のタブレットであれば最悪あと数年は使えると思う。という望みをかけて購入したい。
ただ、急にGooglePlayとか使えなくなったら悲劇。
あとはファーウェイに頑張ってもらうに尽きる。
正直2万で購入できて、これだけパフォーマンスの高いタブレットとしては他に類を見ない。
MediaPad T5 | |
---|---|
OS | Android |
CPU | HUAWEI Kirin 659 2.36GHz+1.7GHz |
antutuスコア | 約85,000 |
メモリ | 3GB |
容量 | 32GB |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
重量 | 465g |
MediaPad M5 lite Wi-Fiモデル
「MediaPad M5 lite」の10インチモデル。
私が今使っているのは、この8インチタイプ。
これも2万ちょっとなのとタッチペン付きのもので3万を切ることもある、まだまだ使えそうなタブレット。
性能面はMediaPad T5とほぼ同じくらいとなる。
こちらも意外と穴場だとは思う。今なら。
MediaPad M5 lite | |
---|---|
OS | Android |
CPU | HUAWEI Kirin 659 2.36GHz+1.7GHz |
antutuスコア | 約85,000 |
メモリ | 3GB |
容量 | 32GB |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
重量 | 480g |
Ideapad Duet Chromebook
変わり種の「IdeaPad Duet」
2in1のタブレットで、価格面はちょっと上がるけど、タブレットとして使うならいけそうだなと発見した1品。
特質期すべきは、キーボードやカバーなどすべてがセットになっているということ。タッチパッド付きのキーボードも一緒になってくれていることで、タブレットに直接タッチもできるし、キーボード位置から手を動かさずにタッチパッドでも操作できるのは嬉しい。
性能もそこそこ良くて、普通に自分がほしいと思ってしまう。
IdeaPad Duet | |
---|---|
OS | Chrome OS |
CPU | Helio P60T 2GHz |
antutu | 約140,000? ※Helio P60 |
メモリ | 4GB |
容量 | 128GB |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
重量 | 450g |
Fire HD 10(第9世代・2019年モデル)
これも意外な発見だった「Fire HD 10(第9世代・2019年モデル)」
Fire HDって大したことないじゃんって思ってたんだけど、最新の世代であれば検討できるレベルになっている模様。antutuスコアもタブレットとしては上々。
容量に心配があるならSDカードで512GBまで増やすこともできるし、Fire HD8なら1TBまで対応している。
端子もUSBタイプCだから、さまざまなものと使いまわしができる。何より保証もしっかり付いていることはありがたい限りである。
Youtubeやテレビ電話とかで使いたいくらいならこれも及第点かもなと思う。サイバーマンデーやプライムデーなどで値引きされることがあるようなので狙い目かもしれない。
Fire HD 10 | |
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OS | Fire OS |
CPU | MediaTek MT8183 1.8GHz+1.4GHz |
antutu | 約145,000 |
メモリ | 2GB |
容量 | 32GB |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
重量 | 500g |
悔しいけどiPadは完成されている
そして悔しいけど、性能面やデザイン面でどうしても負けてしまう「iPad」と「iPad Air」。
しかもiPadの最新版(第8世代)なら4万を切る価格となってきており、もうタブレットはAndroidにこだわらなければ、これひとつしか選択肢がないくらいだと思う。頑張れAndroid。
2020年10月にはiPad Airの最新型が6万ちょっとでデビュー。しかも最新のSOC(CPU)をiPhoneよりも先に備えるという驚くべき状況に。
iPhoneだけじゃなくて他の端末&ウエアラブルに力を入れていくことの現れのようにも感じる。
Apple iPad (第8世代)
Apple iPad Air
ファーウェイには頑張ってほしかったけど、これからは他の中国メーカー「OPPO」や「Xiaomi」のタブレットが日本に登場するかもしれない。
※海外では登場しているモデルもある
そのときまで待てるかどうかは分からないけど、今後の情勢や状況に進展があることに期待していきたい。
それにしてもタブレット、、、Androidがよかったけど、iPadが圧倒的に良すぎるので困るなぁという感じ。
果たしてどうなることやら・・・。