手を出すつもりのなかったシャーペンを遂に買ってしまった。その名もぺんてる「オレンズネロ 0.5mm」
なんとこのオレンズネロはシャーペンで3,000円もする。レフログが学生のときにDr.グリップが流行ったけど、さすがにそこまでのものは少なかったし、高級も高級、高級すぎてありえない価格。
普通に考えたら尋常ではないシャーペン「オレンズネロ」。一度は文房具店で見たことがあると思うけど、果たしてどうなの?というのを簡易レビュー。
どちらかというと写真多めなので、デザインなど気になる部分をよく見てもらればと思う。
オレンズネロとは?
「ノック1回で芯が出続ける」というシャーペン。
芯が折れずにずっと書き続けられるというコンセプトから、オレンズネロが生まれたっぽい。
ぺんてる公式サイト
https://www.pentel.co.jp/products/automaticpencils/orenznero/
オレンズネロ 0.5mm(ぺんてる)の特長は下記。
- ノック1回でOK
- 芯が折れにくい
- 真っ黒ボディ
ノック1回で芯が出続ける
詳しくは公式で仕組みを見てほしいんだけど、ペン先が書いている紙から離れるたびに、自動で芯が出てくる構造らしい。これによって最初のノックだけで書き続けることが可能となっている。
芯の折れない「オレンズシステム」
「オレンズシステム」というらしいんだけど、芯のヘリ具合に合わせて、先端パイプがスライドする。
このシステムによって芯を守りながら書き進められるため、極細芯でも折れないようになっている(らしい)。
樹脂と金属が織り成す黒ボディ
「ネロ」というのはイタリア語で黒を指すみたい。
マットブラックのカラーリングは、ぺんてるの歴代シャーペンであるグラフ1000やスマッシュを継承しているらしい。
ガタガタしているグリップ部の12角形軸が印象的で、削り出した金属部分のような塊がイメージされている。
ボディの材質は樹脂と金属が混ぜ合わせられているので、ちょっと寒くなってきた朝に触っても冷たすぎる感じではなかった。重心バランスもやや低重心の模様。
オレンズネロ 0.5mm(ぺんてる)のスペック
オレンズネロ 0.5mm(ぺんてる)のスペックは下記。
ペン名称 | オレンズネロ |
品番 | PP3005-A |
価格 | 3,000円(税抜) |
シャー芯径 | 0.5mm |
全長 | 約141.0mm弱 |
直径(グリップ付近) | 約10.0mm弱 |
重量 | 約16.3g(※芯3本入り) |
方式 | ノック式 |
メーカー | ぺんてる |
オレンズネロ 0.5mmのフォトギャラリー&デザイン
オレンズネロ 0.5mm(ぺんてる)の見た目・デザインを紹介。
パッケージ・デザイン
まずはパッケージから。
フォルム・デザイン
続いて、オレンズネロ 0.5mm(ぺんてる)のデザイン。
アップカット
そして、オレンズネロ 0.5mm(ぺんてる)を徐々にアップにしていく。
オレンズネロ 0.5mmの描線・書き具合
uni 0.5 2Bを入れて書いたイメージ。レフログは筆圧が強いため、標準から搭載されているHBから変更した。
書き具合は悪くないんだけど、「うわぁ!書きやすすぎる」という感じの驚きはなかった。
オレンズネロのまとめ
オレンズネロをちょっと使ってみての感想と、筆圧強い系の人に注意してほしいこと。
オレンズネロという高級シャーペンを初めて触ってみたんだけど、価格のときに感じたような驚きはなかった。
というよりも「シャーペンを短時間で書く。」という動作だけでいうと、そこまでの衝撃的な出会いは感じにくいのではと思われる。
あくまで学生時代などに、長時間(1日)文字を書いたりする環境下では良いのかも?と。
ただ、それでも3,000円に値するかというのは疑問であるし、普通にシャーペンを使わないレフログからするとお高い買い物になったことは間違いない。
個人的にいうともう少し重めでもいいかなと感じたのは、短時間しか触っていないのもあると思う。
そして最初から気になっていた、ガタガタのグリップ部分。ここについては好みがモロに出てくると思う。
正直、筆圧が強い人だと指にアトが付いたりする。というのを言っておきたい。※実際レフログがそうだった
なので合いにくい可能性があるので注意してほしい。
このシャーペン自体の良し悪しを言うには経験値が少なすぎてなかなか審議し難いところはあるけど、筆圧強い系の人はそのへんを押さえておいてほしい。
高級なシャーペンなので決しておいそれとおすすめはできないけど、オレンズネロという、ぺんてる最高峰のシャーペンのオーナーになれて、ぺんてる最高峰のオレンズネロにしかないUX(User Experience)がそこにあることは間違いないと思う。
◯ 2020.11月
第2のシャーペン三菱鉛筆の『アドバンス アップロードモデル 限定軸色マットブルー』もレビューしているので、参考になればと思う。