前々からロジクールのMasterシリーズに興味があって、レフログ妻に『LIFT』を購入したこともあって、レフログも高級マウス『MX MASTER 3S(2022年6月発売)』を購入してみたのでレビューしていく。
ちなみに結論から言うとレフログにはマウスが大きくてギリギリ使える感じ。ということだけ言っておく。
そう、これは失敗してしまったということに近いということであるのは言うまでもないので、今これを見てロジクールのMX MASTER 3Sを検討している人がいたら、一度踏みとどまってみてほしい。
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ロジクール(logicool)とは?
マウスをはじめとするパソコン周辺機器を取り扱う「ロジクール」。スイス本社のLogitech(親会社)は、世界で初めてワイヤレスマウスとトラックボールマウスを販売した会社。
ラインナップは一般向けのスタンダードな商品から、「ロジクール G」というプロゲーマー向けのハイエンドな商品まで幅広くカバーしているのも強み。「ロジクール G」はデザインも良くかっこいい。高いけど。
ロジクール MX MASTER 3Sのスペック
MX MASTER 3S(ロジクールマウス)のワイヤレスマウススペックは下記。
ブランド | ロジクール(Logicool) |
本体サイズ | 横幅: 84.3mm 縦幅: 124.9mm 高さ: 51mm |
重量 | 141g(実測 143.4g) |
センサー | Darkfield高精度 |
DPI範囲 | 200~8000 DPI(50 DPI刻みで設定可能) |
センサー公称値 | 1000 DPI |
ワイヤレステクノロジー | Bluetooth Low Energyテクノロジー |
ワイヤレス動作距離 | 10 |
ボタン | 7個のボタン (左/右クリック、戻る/進む、アプリの切り替え、ホイールモードシフト、ミドルクリック) スクロール ホイール: あり(スマートシフト付き) サムホイール: あり ジェスチャ ボタン: あり |
電池 | 内蔵充電式リチウムポリマー電池(500mAh) 1分間の急速充電で3時間使用可能。 2電池寿命は使用状況により異なる場合があります。 |
型番 | グラファイト : MX2300GR ペールグレー : MX2300PG |
保証 | 2年間無償保証 |
互換性 Bluetooth Low Energyテクノロジー | Windows® 10, 11 以降 macOS 10.15 以降 Linux ChromeOS iPadOS 14 Android™ 8.0 以降 |
Logi Bolt USBレシーバー | Windows® 10, 11 以降 macOS 10.15 以降 Linux ChromeOS |
ロジクール MX MASTER 3Sの大きさ
マウスの大きさ
横幅: 84.3mm ・縦幅: 124.9mm ・ 高さ: 51mm
という大きさ。そして重量が141g(実測:143.5g)というかなり重めの設定となっている。
2021年夏頃から使っている同ロジクールのM705と比べても、長さと高さにかなりの違いを感じさせられる。
手の大きさ
これがレフログの手に合わない1番の原因。レフログのようにあまり手が大きくない人は購入については注意してほしい。
マウスを持った時
左)ロジクール・M705
右)ロジクール・MX MASTER 3S
M705と比較した写真を見るとよく分かると思うけど、ホイールに引っかかっている指の部分がまったく異なることが分かると思う。
M705の方はマウスホイールの中間にしっかりと指がかかっている。それに対してMX MASTER 3Sの方はマウスホイールの1番後ろの部分に指先が届くかどうかといったところ。
これによってホイールスクロールはまだいいとしても、ホイールクリックがかなりし辛い状況。いやはや困ったものだ。
ロジクール MX MASTER 3Sのフォト
MX MASTER 3S(ロジクール・パフォーマンスワイヤレスマウス)のデザイン・写真を紹介していく。
MX MASTER 3Sのパッケージ
MX MASTER 3Sの本体ボディ
正面からは下側にUSBタイプCの充電ポートがある
サムホールとサイドボタンが配置されている
エルゴノミック形状部の段差が美しい
MX Master 3Sの独自の傾斜角度が分かる
ホイール上にあるボタンは「ホイールモードシフト」といって、押すたびにホイールの引っかかり有無を切り替えできるようになっている
MX MASTER 3Sを実際に使ってみて
マウスの形状が圧倒的に独特なので、デスク上の品質が上がることはいうまでもなく、ツイッターでも書いたけど満足感が上がるのは間違いない。
そりゃ~、Masterシリーズでデスクを揃えたくなるのも分からなくはない。(どれも高いけれど)
あとはこの重量にしてはとても動かしやすく、デスクとの接地面が滑る感じで良い。静音マウスを謳っていることもあって、クリック音やホイール音が「コツ、コツ」と、とても心地よい。
▼参考
よくないところでいうと、1番最初にも書いているんだけど、マウスがちょっと大きいということ。
たったそれだけのことなんだけど、ホイールに指が届きにくく、ホイールクリックがしにくいのは使いづらいという他ない。そしてどうしようもないというこの歯がゆさ。
そして高級感もあって品質も高くていいんだけれど、約17,000円(定価)だと思うと、ちょっと高すぎるようにも感じてしまう。
エルゴノミック形状も慣れるまでは違和感があって、手首から右人差し指にかけての手の甲がちょっとピリつくような感じがあるので、自分の手には合ってないのかも?と不安になっている。慣れで解消されることを祈るばかり。
レフログは手が小さめのため、MX MASTER 3Sをやや後ろ側を起点に持ってしまう。他の人のレビュー記事を見ているときに、マウスサポートを使っている人がいて、マウスを上から覆いかぶせるように使っている人がいたんだけど、そういう使い方のほうがいいのかもしれない。とも思っている。
MX MASTER 3S(ロジクール)は使う人を選ぶマウスかも?と思い始めている。高品質で独特だからこそ。
でもこの形状に惚れ込んだ人にはおすすめしたい、そんなマウスである。
・・・と、ここまではいいんだけれど、手のあまり大きくない当の管理人レフログはこのMX MASTER 3Sを小さくした「MX ANYWHERE 3」を検討してしまっている今なので、若干とほほとなっている。
検討している人はこの点には気をつけてほしいところ。
▼MX MASTER 3S
▼MX ANYWHERE 3