ゲルインクボールペンであるエナージェルインフリーやサラサドライなどを試してきているのだけれど、中でも特に「書きやすい」と見かけるジュースアップというボールペンを紹介。
ジュースアップはパイロットから販売されているボールペンで、一般的なボールペンと比較するとペン先に金属部品が使われていたり、ノック部分の形状が他と異なるなど、細やかなところに手が施されている印象。
実際に筆圧強い系の左利きが使うと、どんな感じになるのかレビュー。
極細は嬉しいのだけれど、カスレるんじゃ?という不安はあるが果たして!?
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ジュースアップ(0.3mm)の紹介
ジュースアップ(0.3mm)の特徴は下記の3つ。
- ストレートボディ
- シナジーチップ
- ノック インジケーター
ストレートボディ
仕事やプライベートでも汎用性が高いスタイリッシュな細身のボディに仕上がっていると思う。ペン先が金属製なので、重心が低くなるように設計されている。
重心が低くなるということは安定感が増すということなので、これは頼もしい。
グリップ部分も程よい引っかかりになっていて、インクのカラーと同じになっているので分かりやすい。
新開発「シナジーチップ」
ジュースアップは、今までにない新しいペン先を設計とある。これに関しては本当に特殊な形状(ペン先が反り返っている)をしているのが特徴。
ジェットストリームエッジのペン先を少し弱めたような感じに近い。
この変わった形状により、ストレスを感じにくくスムーズに書き出しができる模様。激細ながらも、なめらかな書き心地と筆圧が強くても書きやすいらしい。
デザインとインクが特別
ボディにはノックのオン・オフがひと目で分かるインジケーターが付いている。0.3mmには3つの窓、0.4mmには4つの窓、0.5mmには5つの窓が付いているという細やかなデザイン。
インクは発色が良く、極細用「新顔料ゲルインク」となっており、このジュースアップのためだけに開発されている。また耐水性・耐光性にも優れており、パイロットの本気を感じる。
ジュースアップ(0.3mm)のスペック
ジュースアップ(0.3mm)のスペックは下記。
スタンダードカラーの仕様
ボールペン名称 | ジュースアップ(0.3mm) |
価格 | 200円 |
ボール径 | 0.3mm |
全長 | 142.8mm |
直径(グリップ中心部) | 10.5mm |
重量 | 約11.6g |
方式 | ノック式 |
インク | ゲルインクボールペン |
メーカー | パイロット |
カラーバリエーション
- ブラック
- レッド
- ブルー
- ブルーブラック
- グリーン
- オレンジ
- ピンク
- バイオレット
- ライトブルー
- ブラウン
全10色のラインナップ。
ジュースアップ(0.3mm)のフォルム
ジュースアップ(0.3mm)の見た目・デザインを紹介
ジュースアップ(0.3mm)-フォトギャラリー
ノックインジケーターはインク色が黒だと若干分かりにくい。他の色も一応試してみたけれど、ハッキリと分かる感じではなかった。
ジュースアップ(0.3mm)のリフィル
品名 | ジュース アップ03専用 ゲルインキボールペン替芯 |
品番 | LP3RF12S3-(B・R・L・BB) |
種類 | ゲルインキ |
価格 | 120円 |
全長 | 111.0mm |
最大径 | 6.0mm |
リフィルは120円なので一般的なゲルインクのリフィルと比較すると少し高い。とはいっても20円程度のものだったりする。
ジュースアップ(0.3mm)の書き味&描線
エナージェルインフリーも書きやすいんだけれど、ジュースアップはさらに細い0.3mm。驚くべきは、書いているときのカリカリ感の無さ。
この手に伝わる感覚については、他のボールペンと一線を画す。書いていて嫌な感じがしないのがこのボールペンの最大の特徴だと思う。
そして当然ながら0.3mmなので、めちゃくちゃ細い。
細ラーにはたまらないはず。
「努力量が足りていない努力は
革命のファンファーレ
努力ではない。
誤った努力もまた
努力ではない。」
by 西野亮廣
何か今回は西野さんの言葉は痛烈。
誤った努力、というのが重要と感じる。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
良いところ
良くないところ
ジュースアップの最大の欠点?かもしれない、ノック後(ペン先を出した後)のカタカタ音。ノック後にペントップが固定されないため、振るとカタカタ音が出てしまう。
ただ、それ以外はまったくと言っていいほど欠点は見られないように感じている。
何度も出てきているけど、0.3mmなのにも関わらずほぼカスレない。
そして発色の良さ。これに関しては発色をウリにしているユニボールワンとほぼ同等。黒に関してもまったく引けを取らない印象。
そして、0.28mmのジェットストリームエッジとほぼ描線は変わらない。
ゲルインクと油性なので色の出方にはそれぞれの良さが出ている。
少し前に発売されているボールペンながら、今の今まで一切試していなかった自分を反省。
ぜひ文房具店でみかけたら試し書きをしてみてほしいボールペン。