「フリクション」じゃん、というのはおそらくこのボールペンにはNGになるのではないかと思う。そんなラメラメの消せるボールペン【ケセラメ】が登場した。
この前紹介した「ハイブリッド デュアル メタリック」にはない『ラメが消せる』という最大の能力を携えてやってきたラメボールペンをレビューする。
![](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/01/20010125-24-150x150.jpg)
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ケセラメとは?
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-3.jpg)
ケセラメ(KeseLame)とは、パイロットから新登場した”消せるラメボールペン”
普通に考えたら『ラメ』は消せないんだけど、フリクションの「消せる技術」と、特殊顔料(ラメ)が組み合わせられた商品。
新たに開発されたケセラメ専用の消去用ラバーによって「ラメを消す」ことができる。フリクションと違って”消しカス”が出るのも特長である。
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-12.jpg)
ケセラメ(KeseLamé・パイロット)の特長は下記の3つ。
- 書きやすいラメペン
- ブラックノートにも書ける
- 消せるラメペン
フリクションを継承した書きやすいラメ
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-47.jpg)
フリクションボールノックと同じ形状のケセラメ。消せるのに書きやすいのは良いポイント。ユニボールRE3と比べると比べるのが失礼になるくらい書きやすい。
※左利き限定の可能性あり
ブラックノートにもしっかり書ける
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-25.jpg)
乾くまでは少し色が出ないんだけど、乾くにつれて徐々に色が濃くなってくるので、普通に書ける。面白い!
ラメが消せるボールペン
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-162.jpg)
このペンの真骨頂。『消せる』という能力。
「ラ」を消してみたんだけど、本当に消えるのがこれを見てもらうと分かると思う。
あとラメ感も結構あるのが、このケセラメの特長。
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のスペック
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-60.jpg)
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のスペックは下記。
ボールペン名称 | ケセラメ・KeseLame |
カラー | ラメゴールド・ラメシルバー・ラメピンク・ラメグリーン・ラメブルー・ラメバイオレット |
価格 | 230円 |
ボール径 | 0.7mm |
全長 | 146.0mm |
直径(グリップ中心部) | 約11.0mm |
重量 | **g |
方式 | スライドノック式 |
インク | パール+ラメ顔料インキ |
メーカー | パイロット |
▼ケセラメ 0.7mm 6色セット
▼ケセラメ 0.7mm 個別
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のデザイン
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-57.jpg)
ケセラメ・KeseLame(パイロット)の見た目・デザインを紹介。
フォトギャラリー
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-1.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-44.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-45.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-48.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-49.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-50.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-51.jpg)
ペン先収納時
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-52.jpg)
少しノック部が下に下がる
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-54.jpg)
0.7mmなので結構書きやすい
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-55.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-56.jpg)
1行目にもあるんだけど『消去時に消しカスが出る』のがフリクションと異なる点である
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-46.jpg)
若干フリクションより柔らかく、消したときに消しカスがでるのが特長
カラーバリエーション
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-41.jpg)
ここからはケセラメ・KeseLame(パイロット)をカラー別に紹介。結構名前は凝ってないのが逆にいいかもと思う。
ラメゴールド(LKKB-23F-LMGD)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-14.jpg)
ラメゴールドの描線&カラー
ラメシルバー(LKKB-23F-LMS)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-15.jpg)
ラメシルバーの描線&カラー
ラメバイオレット(LKKB-23F-LMV)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-18.jpg)
ラメバイオレットの描線&カラー
ラメグリーン(LKKB-23F-LMG)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-19.jpg)
ラメグリーンの描線&カラー
ラメピンク(LKKB-23F-LMP)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-20.jpg)
ラメピンクの描線&カラー
ラメブルー(LKKB-23F-LML)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-21.jpg)
ラメブルーの描線&カラー
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のリフィル
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-43.jpg)
数量限定の商品になっているため、リフィルは別売りで用意されていない模様。
ケセラメ・KeseLame(パイロット)の書き味&描線
ボール径が0.7mmなのでスイスイ書けるのが嬉しい。左利きだと最初若干インクがでないときがあるのは注意。
上から2・3段目の上の線が細くなっているのがそれである。一度インクが出るといい感じで出てきてくれる。
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-24.jpg)
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-30.jpg)
逆にハイブリッドデュアルメタリックの方はラメ感がすごい
ぺんてるのハイブリッドデュアルメタリックと比較すると、これくらい違ってくる。これは好みが分かれてくるところなのではと感じる。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-32.jpg)
良いところ
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-31.jpg)
0.7mmなので左利きでも書きやすいのは嬉しい。そして何より”消せる”というこのペンにしかないメリットは大きい。特に手帳などに活躍しそうである。
もちろん子どもとの色塗りや塗り絵にも使えるのがGood。子どものさまざまな可能性も垣間見ることができる瞬間があると思う。
良くないところ
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-38.jpg)
お世辞にもデザインが(当然かもしれないが)かっこいいとはいいづらい。どっちかというと”カワイイ”であろう。
だから男の人は若干手が伸びにくいかも。と思う。
あとは普通の白いノートだとラメが消えたように見えてくれるんだけど、ブラックノートだとラメとインクが散らさせて消し切ることができない模様。この点には注意してほしい。
![ケセラメ(KeseLame)](https://lefty.page/wp-content/uploads/2020/11/108_201115-1-33.jpg)
右)ハイブリッドデュアルメタリック
とはいえ、業界初の”消せるラメ”というところを突いてきたパイロットはすごいと思う。よもや誰がそんなことを想像できただろうか。
カラーリングもなかなか可愛らしいと思うので人気も出そう。ただ、限定発売のためしばらく経つと無くなってしまうと思うので、気になっている人は売り場で書き味を試してみてほしい。
▼ケセラメ 0.7mm 6色セット
▼ケセラメ 0.7mm 個別