ユニボールワンFの購入したのはいいけれど、この使いやすさにペンの色(芯)が黒しかないので、他の色や他の芯に替えたい(替えてみたい)と思っている人が一部いるのではないだろうか。
今回はそういう人たちのために、手持ちのそれらしいボールペンの芯を差し替えて実験してみたレビュー記事。
※純正以外の替芯は自己責任になるのでご注意を
いい感じのユニボールワンFにちょっと変わった味を入れたい方は情報として入れてもらえればと思う。
ちなみにレフログではユニボールワン含む4本が替芯できることを発見。
▼ユニボールワンF紹介記事
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ユニボールワンFの替芯について
品名:UMR-05S
ユニボールワンF・0.5mmの替芯品名は『UMR-05S』となる。ちなみに0.38mmは『UMR-38S』になっている。
寸法精度が高められたスタビ機構
『スタビライザー機構』と呼ばれている、低重心で安定感を出すために、寸法精度が高められた金属製のペン先が採用されている。
これが一長一短で、替芯をしたくても寸法精度が高く、替芯できるものが絞られるということが起こっている。
ユニボールワンFに入った替芯
※これからレフログがユニボールワンFに入った替芯を記載するけれど、個体差によっては入らない可能性もあるのでご注意を
ユニボールワン(ゲルインク)
当たり前といえば当たり前かもしれないんだけど、ユニボールワンのボールペンに入っている芯はユニボールワンFに対応した。
ちなみに厄介なのは、替芯という形でユニボールワンの芯が販売されていない点。よって、どうしてもユニボールワンの色が使いたい場合はペン自体を購入するということになる。
UMR-**Sシリーズは黒・赤・青しかない。これはuniの策略な気がしてならない。
アクロ1000(アクロインキ)
アクロ1000の替芯(BRFV-10EF)が入ったのは意外だった。やたら芯先意外が細めだったのでちょっと不安だったが、青色の部分の留め部がバネに引っかかってくれた。
遠目からではあまり分からないんだけれど、近くで見ると若干ユニボールワンFの純正替芯よりペン先が出ているように感じる。
アクロ1000の替芯BRFV-10EFには0.3mm~1.0mmまでラインナップされているので、今よりよりサラサラに書きたい場合は中字(1.0mm)などに変更するのも面白いかもしれない。
ジェットストリームプライム(油性)
低摩擦であるジェットストリームプライムに入っている替芯(SXR-7)が対応したのはレフログ的に嬉しかったところ。
ただ解せなかったのは、同じジェットストリームの替芯でもある、SXR-5の方。
※伊之助の柄が入ったジェットストリーム
こちらはなぜか太くなっている部分がスタビライザー機構に引っかかって芯が出てこなかった。これが個体差なのか、設計なのかが分からなかったので、あくまでSXR-7という点を抑えておいてほしい。SXR-5については自己確認にて。
ボールサインiD(水性)
半ばあきらめモードがたくさん出ていたんだけど、まさかボールサインiDの替芯(R-GBN)が入るとは。
つっかえたときの悲しさがまた来ると思っていたけれど、ペン先が出てくれたときには嬉しかった次第である。
実際に替芯を入れてノックしてみたけど、問題なくノックできている。
ボールサインiDは水性なんだけれど、良い点としてはブラックの加減が選べるというところ。
青系の黒、赤系の黒、紫系の黒など6つの黒から選べるという選択肢がこれによって増えるのは予想外のことだった。
ユニボールワンFに入らなかった替芯
これ以外にも6本ほど実験してみたのだけれど、芯先が出ない、出てもギチギチなど使えるようなものではなかった。
ユニボールワンFに入らなかった替芯
・エナージェル LRN5
・Vコーン BLS VB5RT
・ジュースアップ BLS SNP5
・ジェットストリーム SRX-5
・フォルティナ EQ0.5
・サラサグランド JF0.5
サラサグランド(サラサ)のJF0.5は一応入れることはできるんだけれど、ギチギチになってしまう印象。
使っていたらいつか壊れそうな感じがするのでやめておくことをおすすめ。
サラサのJF0.5芯はユニボールワンFから引き抜いたときに、こんな感じでバネが一緒に出てきてしまう。
ユニボールワンFに入った4本にはない現象だったので、何かしら相性が悪いのだと思われる。どうしてもサラサの!という人以外はやめておこう。
ユニボールワンFに入るその他の替芯
たまたま手持ちにあったボールペンたちで、油性、水性、アクロとバリエーションを出すことができたのでよかった。
他にもレフログより替芯に詳しい方のツイッターではシグノの替芯が使えるのだとか情報が上がっていたので、今回紹介したもの以外にも探せばユニボールワンFに使えるものが出てくるのかもしれない。
いろいろと紹介したけれど、純正が1番無難なのは言うまでもないので色替えしたい場合はユニボールワンをペンごと買って替芯するのが良い。
もちろん加工とかすれば他の替芯たちも使えるのだろうけど、自己責任感が高まるのでおすすめはできない。
カンタンに黒にバリエーションを出したければ、今のところボールサインiDがいいと思う。水性だけれど。
※もちろん替芯については自己責任で
まぁ、ユニボールワンFは人気っぽいので味をしめたuniは各色展開や黒色バリエーション展開などしてくるかもしれないので、そのときを待つというのもひとつの選択である。
そんなこんなで、ユニボールワンFの軸色選びと芯選びを楽しんでみたい方は参考にしてもらえればと思う。