8年前にテレビを買ったと同時に購入していたIODATA(アイオーデータ)の録画用に買っていたハードディスクの調子が悪くなった。
ここ2~3ヶ月前から再生が途中で止まるなどの症状が出ていて、今まではだましだまし使っていたのだけれど、ついに再生ができなくなってしまった。
いろいろ調べてみて、今ラインナップされている中からおすすめを紹介。
※2020年3月時点
メーカーものの方がいいの? 社外品で大丈夫なの? と不安になる人も多いだろうけど、これから新しい録画用ハードディスクを購入される方の参考になればと思う。
正直、調べてみて今回管理人が購入したものよりも良くて安いものがおすすめ入り。しっかりと事前調査しておくべきだったと反省している。。。泣
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録画用ハードディスクの選び方
我が家での録画用ハードディスク選びのポイントは以下の4つ
- テレビメーカー品でなくてOK
- 容量そこそこでOK
- 性能そこそこでOK
- 安い方がイイ!
テレビメーカー品が良いのか?
ここは機械に強くない人の誰しもが二の足を踏むところだと思う。
テレビメーカーから出ているモノの方がいいんじゃないか、耐久性もいいんじゃないか、など。
これに関していうと、メーカーから出ている製品も、社外メーカーから出ている製品も、結局中身のHDD自体の製造元は同じだったりする(メーカーや型によって違いは有)ことが多い。
我が家の場合、あまりこれによってあまり左右されない。
そして何よりそのメーカーの刻印が入るだけで値段が2倍、3倍となることが多く、そういう記事を書いているものも正直どうかなと思ってる。
いわゆる信用という価値をどれくらいまで出せるかを煽ってる感じと捉えている。
ただ、メーカーの動作保証が入っているという点では、社外メーカー側の対象テレビの確認はしておく必要があるので注意してほしい。
容量はどれくらいがいいのか?
続いてHDDの容量。一般的には1TBから8TBくらいまであるんだけれど、どれがいいのか?
下に録画できる時間の簡易一覧表を作ってみたので参考にしてほしい。
地上デジタル放送なら1TBでだいたい80時間くらいの録画が目安。
容量 | 地上デジタル 放送録画 | 4K 放送録画 |
---|---|---|
1TB | 約80時間 | 約50時間 |
2TB | 約160時間 | 約100時間 |
3TB | 約240時間 | 約150時間 |
4TB | 約320時間 | 約200時間 |
6TB | 約480時間 | 約300時間 |
8TB | 約640時間 | 約400時間 |
※実際の録画時間は機器や番組によって異なるので注意
4Kを参考で入れてはいるれど、現状地上波では4K放送がほとんどないので、あまり参考にしなくてOK。
これも同時に過剰に4Kを謳っている製品や記事も微妙。今スマホで言われている5Gみたいなものに近い。
というわけで我が家の場合、2TBあれば十分。
1度年末に録り貯めたことがあるけど、それでも残量90時間程度くらいまでしかいったことがない。
あとは「HD」という画質クオリティしなければ、2TBでも録画量を5倍の設定にできるのでまったく問題ない。
※テレビの録画機能によるので注意
定期的にクリーニングするならこれくらいあれば十分である。
性能はどこまで求めるのか?
HDDによってファンレスや耐久性に強いなど、さまざまな性能を持つものがあるんだけれど、1番気にしておいてほしいことは「SeeQVault(シーキューボルト)」の部分。
このSeeQVault(シーキューボルト)対応品はテレビが変わったとしても録画している映像を観ることができるという優れもの。
ただし、当然価格は通常製品より割高(定価で約1万円UP)になっているので、よっぽどその用途がある人の場合に選択肢に入れてほしい。ちなみに私には、ほぼその機会は訪れることは無いと思ってる。
そんなわけで我が家は、SeeQVault(シーキューボルト)非対応を選択した。
価格感
価格は当然安い方が良いという管理人の考え方。HDDの場合、消耗品だという認識が強いので、安くて壊れても多少仕方ないかなと思っている。
保証が一定期間付いていれば一応問題ないし、社外メーカーでいいし、容量も2TBでいい、性能もそこまでじゃなくてよい。
そこで出た結論としては1万円台くらいまでかなというところで落ちついた。
※前に使っていた録画用HDDは約1.5万ほどしていた
録画用ハードディスク 2020年おすすめベスト3
1万円以下でありながら、そこそこの性能と2TBで絞り込んだ際のおすすめを紹介。
【第3位】IO DATA – HDCZ-UT2KC
第3位はIO DATA(アイオーデータ)の「HDCZ-UT2KC」
アイオーデータは日本の精密機器メーカー。多分ロゴなどはさまざまなところで見かけているのではと思う。
主にパソコンの周辺機器を製造・販売しているため、日本製がナンバーワンとまでは思っていないが、トップクラスの安心感を誇っていると思う。パソコンなどの周辺機器メーカーとしても老舗。
ポイント | HD-LE2U3-BA |
---|---|
社外メーカー | ◯ |
容量 | ◯(2TB) |
性能 | ◯ |
価格 | ◯ |
【第2位】バッファロー – HD-LE2U3-BA
第2位はバッファローの「HD-LE2U3-BA」
コストパフォーマンスもさることながら、性能面ではLEDで異常通知「みまもり合図 for AV」搭載していたり、録画番組引越しサービス(有償)も行っているのが嬉しいポイント。
ポイント | HD-LE2U3-BA |
---|---|
社外メーカー | ◯ |
容量 | ◯(2TB) |
性能 | ◯ |
価格 | ◯ |
【第1位】SEAGATE – SGD-MX020UBK
第1位はSEAGATEの「SGD-MX020UBK」
決め手はなんといっても価格。かなり他と比べても安いのが特徴。
最安価格で6,940円というコストパフォーマンス。
安くて大丈夫?と不安になるかもしれないが、SEAGATEから販売されているというのがポイント。SEAGATEはハードディスクを製造している会社。安心感は高い。
正直ここまでちゃんと調べてから、この録画用ハードディスクを購入すれば良かったと今になって後悔しているのはナイショ。壊れてからのスピードを優先してしまった代償。
ポイント | SGD-MX020UBK |
---|---|
社外メーカー | ◯ |
容量 | ◯(2TB) |
性能 | ◯ |
価格 | ◎ |
テレビ録画用ハードディスク <番外編>
SeeQVault対応製品
冒頭にも紹介している、SeeQVault対応製品の「ELD-QEN020UBK」。
テレビを変更した際にも対応できるのが最大の特徴。
嬉しい機能を搭載している代わりに、第1位の約倍の価格にて販売されている。
一長一短な気がしているが、そろそろテレビの調子が悪くってきていて、録画用ハードディスクも頃合いなのであれば購入を検討してもいいと思う。
テレビ録画用ハードディスク候補 ※2020年3月時点
第1位に輝いたのは、SEAGATEの「SGD-MX020UBK」
実にテレビメーカーから発売されている価格の約1/3で購入できる。性能はほとんど変わらないのに、この価格差は本当に意味不。テレビメーカーから出ている製品を疑ってしまいかねない。
ただし、2018年10月に発売されているので、製品のことが気になるのであれば、第2位の「HD-LE2U3-BA」がおすすめ。2019年11月に発売されているので安心感が高い。もちろんその分、価格は高くなる。
録画用ハードディスクはテレビメーカー品でなくてもいいなと思っている人にはぜひ検討してほしい。
ちなみにこの録画用ハードディスクはパソコンの外付けハードディスクとしても活用できるのもポイント。ひとまずそちらを目的に購入してみてもいいと思う。