エレクトーン(ELB-02)のあとにレフログ家にやってきた鍵盤楽器が『G1 Air(KORG・コルグ)』というデジタル・ピアノ。
子どもがエレクトーンをしていて、家にあって、レフログ妻は昔ピアノを習っていたこともあり、ピアノがほしいなぁ、という流れで行き着いたのが電子ピアノの「G1 Air(KORG・コルグ)」。
今回はこの電子ピアノの特長と購入に至った理由を紹介する。
※現在はG1B Airという型番になっている
KORG(コルグ)とは?
株式会社コルグはシンセサイザーやデジタルピアノなど電子楽器を製造、販売しているメーカー。本社所在地は東京都稲城市にあり、あまり聞いたことがないかもしれないけれど、日本メーカーである。
海外の楽器や音響機器メーカー数社の日本代理店にもなっている。※Paul Reed Smith、Warwick、Moog、ARTURIA、ALLEN & HEATH 等
G1 Air(ジーワン・エアー)とは?
演奏者の想いを忠実に伝える、極上のサウンド。
デジタル・ピアノの到達点。
「ピアノ」という究極の鍵盤楽器を徹底的にコルグが突き詰めたのがこのデジタル・ピアノ「G1 Air」。
クラシカルなルックスに相応しい極上のピアノ・サウンドを実現した、ハイエンド・モデル。
世界を代表する3つのピアノ音源
世界的に有名なコンサート・グランド・ピアノ音色を複数搭載しているので、曲調に合わせたり、自分好みの音色で弾くことができる。
音色は「ジャーマン・ピアノ」「オーストリアン・ピアノ」「ジャパニーズ・ピアノ」の3種類。同じ楽曲でも、気分を変えて、違う本格派グランド・ピアノの音色で弾いてみるなど、生ピアノでは体感できない、電子ピアノの楽しさを味わうことができる。
Bluetooth接続可なデジタルピアノ
購入ポイントの1つでもある、Bluetooth機能。今となっては普通になってきていると思うけれど、当時ではなかなかなかった機能。
接続方法はすごく簡単。
①G1 Airの電源を入れる
②スマホ等でBluetoothに表示される「G1 Air」を選択する。
だけでOK。
心地よいタッチを実現するRH3鍵盤
グランドピアノと同様に低音部では重く、高音部にいくほど軽くなるタッチが再現されているKORG(コルグ)のRH3。
※RH3とは、リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3鍵盤のこと
また、タッチの強さによって5段階の音の出方(軽め、標準、重め、安定、一定)を設定できるキー・タッチ・コントロールに対応しているので、自分のタッチに合わせることができる。
最新型 G1B Air はバックボード付タイプ
レフログ家にあるのは「G1 Air」という前の型なんだけれど、最新型は「G1B Air」という名前で「B」が付け足されている。
これが何の違いかでいうと背板を装備している点。これが大きな違い。
「G1B Air」
KORG公式サイトより
https://www.korg.com/jp/products/digitalpianos/g1_air/
見比べると分かるけど、G1 Airのスピーカー下にあたる空洞がG1B Airになく、本体に施されている装飾と同じモノ(板)になっている。
▼最新型「G1B Air・KORG」
G1 Air の仕様
カラー | ブラック(BK)、ホワイト(WH)、ブラウン(BR、木目調仕上げ) |
鍵盤 | RH3(リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3)鍵盤:88鍵(A0 ~ C8) |
タッチ・カーブ | 5種類 |
ピッチ | トランスポーズ、マスター・チューニング |
音律 | 9種類 |
音源 | ステレオPCM音源 |
同時圧音数 | 120(最大) |
音色 | 29音色+3ベース音色 |
エフェクト | ブリリアンス、リバーブ、コーラス(各3段階) |
レコーダー | 2パート、最大45000ノート(400KByte) |
メトロノーム | テンポ、拍子、音色、音量 |
ペダル | ダンパー*、ソステヌート、ソフト**はハーフ・ペダル対応 |
接続端子 | LINE OUT、MIDI(IN、OUT)、USB、ヘッドホン×2、PEDAL、SPEAKER、DC24V |
コントロール | 電源、VOLUME、G.PIANO、A.PIANO、J.PIANO、OTHERS、FAVORITE、SPLIT、FUNCTION、SELECT(▲、▼)、TEMPO(+、-)、METRONOME、再生/一時停止()、停止()、 録 音()、PART1、PART2 |
無線方式 | Bluetooth (A2DP Sink) G1 Airのみ |
スピーカー | 5cm×2、12cm×2 |
アンプ出力 | 20W×2+20W×2 |
電源 | DC24V |
消費電力 | 28W |
外形寸法 (W×D×H) | 1346×384×822mm 1346×384×985mm(キー・カバーを開けた状態) |
重量 | 42kg(専用スタンド込み) |
G1 Air の購入理由3つ
Bluetoothでスマホと繋げられる
G1(G1B)Airは上述もしているけれど、音質を考えられているデジタルピアノである。
そんな音質が考えられているデジタルピアノはいうなれば大きなスピーカーということでもある。テレビやスマホ、そこらにあるような普通サイズのスピーカーとは比べ物にならないくらい良い音が出る。
先日、Youtubeプレミアムに加入したんだけれど、ノンストップで音楽を流しっぱなしにできることで超絶便利なガジェットと化したのであった。※G1B Airにも同様の機能有り
デジタルピアノはデジタルピアノ
これがG1 Airにした1番の理由なんだけれど、気になるデジタルピアノを20種類以上は実際に弾いて、聴いてみた、試してみた。
そんな中、実際に本物のピアノを弾いていたレフログ妻から出た一言『どれも同じかな・・・』と。
どういう意味かというと、結局いくら本物のピアノに近づけたと言っても、あくまでデジタルピアノなので、それ以上にはなれないということ。
もちろん音質や質感はそれ(本物)には近いんだろうけれど、鍵盤を押したときに指に伝わる振動や反発、感触、ちょっとしたことがどうにも違うらしい。
そして『じゃあ、あとは見た目と価格でしょ。』となった次第である。
価格感と見た目
最終的にあとは価格感が合っていて、見た目が良い(好きな)ものを選びたいという流れに。絞り込まれたメーカーは以下の3つ。
・KORG(コルグ)
・Roland(ローランド)
・KAWAI(カワイ)
そう、どれも日本のメーカー。お世辞じゃなくてどれも素晴らしい日本から発信されているメーカー。Roland(ローランド)などは、あのピアノYoutuberである『まらしぃ』さんも利用されている。
いくつか候補をあげておくので、参考になればとこれ幸い。
▼最新型「G1B Air・KORG」
▼KAWAI・Concert Artist CA49A
▼Roland・Piano Digital F701-WH
まとめ(G1 Air)
それぞれのデジタルピアノに、それぞれの良さがあることは分かったんだけれど、それ以上に本物のピアノには成り得ないことも認めざるを得ない買い物にはなった。
しかしながらそれを理解したからこそ、デジタルピアノで上を上を、ということにならなくて良かったね。とお互い納得。
ここさえ割り切られるのであれば、レフログ家のように価格はそこそこで見た目が好きなものに、という選択もできると思う。そういう考え方もあるんだなと思ってもらえれば、少し気も軽くなるのではないだろうか。
ぜひ、本物と同じ音が出るようなモノを探すのではなく、自分の好きな音が出るデジタルピアノを購入してほしい。
▼G1B Air・KORG(コルグ)