ハンズや文房具店で売り切れが続出している、uni(三菱鉛筆)から新発売されたジェットストリームエッジ。
管理人も手に入れるため必死になって探したのでした。運良くゲットできたので、 筆圧強い系の左利きが実際に使ってみての感想を正直にレビューします。
ジェットストリームエッジは油性ボールペンの限界に挑んだとも言われている超極細が最大の特徴。
世界最小のボールペン径 0.28mm なので、ものすごく細い。とはいえ、左利きにとって細さは天敵。ジェットストリームだろうが書きにくければ普段遣いしにくくなるのは必至。果たして真相はいかに?!
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▼限定オレンジのフォトギャラリー記事もあるので参考にしてほしい
ジェットストリームエッジは超極細ボールペン
ジェットストリームエッジ(JETSTREAM EDGE)の特徴は下記。
- 税抜価格 1,000円と少しお高いボールペン
- 世界最小ボール径 0.28mm のペン先
- 低粘度油性インク「ジェットストリームインク」採用
- 新開発の「ポイントチップ」
- 低重心設計
- グリップは金属製ながら滑りにくい
- グリップに向けて広がる放射形デザイン
- 重みは少し感じるが14g
ジェットストリームエッジは実質価格 1,100円(税別価格 100円)、4色+限定1色の5色展開。なかでもオレンジにあたる限定色を見つけたあなたはラッキーかもしれない。Amazonなんかでも3,000円を超えているので驚き。
ハンズに行ったのだけれど、昨年12月に発売されてからものすごい人気ですぐ売り切れた模様。次の入荷は3月かそれ以降になるかもとのこと。
※ハンズ店員にヒアリング
ジェットストリームエッジのスペック
ジェットストリームエッジ(JETSTREAM EDGE)/三菱鉛筆のスペックは下記。
ボールペン名称 | ジェットストリームエッジ |
品名 | SXN-1003-28 |
価格 | 1,000円(税抜価格) |
ボール径 | 0.28mmボール |
全長 | 約141.5mm |
直径(グリップ中心部) | 約10.9mm |
重量 | 約14.0g |
方式 | ノック式 |
インク | ジェットストリームインク |
メーカー | uni(三菱鉛筆) |
▼2021年2月に0.38mmが登場している
0.28mmよりも書きやすくなったエッジ
ジェットストリームエッジのデザイン
ジェットストリームエッジのシャンパンゴールドを紹介。
※別カラーのホワイトレッドのギャラリー記事も作ったので一緒に見てもらって参考にしてほしい
もしくはコチラからでも確認できます
回転動画紹介
カラー別紹介
各画像をタップ(クリック)しても紹介記事がご覧いただけます
ジェットストリームエッジのリフィル
品名 | SXR-203-28 |
品番 | BK(黒)・BL(青)・R(赤) |
価格 | 200円(税別価格) |
全長 | 約111.5mm |
最大径 | 約4.4mm |
重量 | *.*g |
インク | ジェットストリームインク |
ジェットストリームエッジのリフィルは200円(税別)。
通常のジェットストリームのリフィルが100円(税別)なので、倍の価格設定になっている。これは「世界最小ボール径」を実現したという技術を買っているような感覚に近いかもしれない。
この価格帯だと私が愛用しているジェットストリームプライムのリフィルと同じ価格ということになる。プライムの方はリフィル本体がステンレスだったり、インクが通常のジェットストリームインクと違ったりするため、まだ200円というのは分かる気がするが、エッジのリフィルは通常タイプと同じなので、世界最小ボール径とボイントエッジ部分に相当な技術が費やされているのではないだろうか。
▼ジェットストリームプライムの参考記事はこちら
ジェットストリームの多色ボールペン本体と互換性あり
ジェットストリームプライムを使う前に、ジェットストリーム 多機能ペン 2&1 MSXE3-800を使っていたのですが、こちらのリフィルと同じ寸法だったため装着してみたところ、問題なく使用できました。
他にもSXR-80でも使用できるという記事もあったので、互換性が効く模様。
これは気に入っている本体にジェットストリームエッジのリフィルが装着できるということなので非常にGood。
ジェットストリームエッジの書き味
ジェットストリームエッジは世界最小というだけあって、非常に細く書くのが楽しくなる。反面、上の写真を見てもらうと分かる通り、管理人の筆圧強い系&油性世界最小ペン先&左利きが見事にマッチしてしまい、カスレが出てインクが付かない部分が生じてしまった。ロゴの「G」や「8」部分。ペン先はフリクションの0.38mmよりは流れる感じだが、もちろん細いためジェットストリームエッジはカリカリ感がある。
当然すぐに壊れるということはないだろうが、押し書き(左利き)だとちょっと怖いので、ジェットストリームエッジは子どもにあまり持たせたくない。いつか筆圧で壊れてしまうと思うくらいの細さ。
ジェットストリームエッジの特徴
世界最小 ボール径 0.28mm
なんといってもジェットストリームエッジの最大の特徴。
新開発の「ポイントエッジ」によりペン先の形状が今までのジェットストリームとはあきらかに異なる。ペン先に向けてキュッと尖った感じ。
これは細かい作業をする際もペン先が見えやすいようにしているのだとか。
超・低摩擦 ジェットストリームインク搭載
これもジェットストリームの特徴の1つ。
超・低摩擦ジェットストリームインク搭載しており、普通の油性ボールペンと比較して、摩擦係数が最大50%軽減されているらしい。
顔料と新しい色材を組み合わせられているようで、くっきりと濃い描線を書くことができる。速乾性が良いのもGood。
速乾性を売っているサラサドライとほぼ変わらない印象。
上部パーツとグリップパーツの素材が異なる
これはコストダウンしてるのか?と思わされる1つのネガポイント。
・上部パーツ → プラスチック素材
・グリップパーツ → 金属素材
1,000円(税別)でやや高額なボールペンに入ると思うジェットストリームエッジ。管理人的には上部パーツの軸部分も金属製であってくれたらな、と実物を触れた瞬間に思った。
ただ、すべて金属だと冬場冷たかったりとそういうネガもあるため、あえて素材を変えることで、そういうネガだったり、重みの問題を解消させたのかもしれない。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
良いところ
良くないところ
ジェットストリームエッジと左利きの相性
おそらく左利きの人なら分かると思いますが、なるべくカスレないような書き方にすればだいたいはジェットストリームインクがカバーしてくれるという感じ。
普段のような使い方をすると角度によってはカスレが出てしまうと思われる。(実際に書いててインクが付かなかった)
ジェットストリームプライムを愛用していて、ジェットストリームが書きやすくて好きだけど、ジェットストリームエッジは左利きの普段使いには少し向かないと感じたのが正直なところ。
ただし、油性の細さでは申し分ないので、用途に合わせて使うのであればGood。
正直、管理人は使い勝手には困るけど、今2本持っているのであと1本買って、赤・青リフィルを購入して中身を入れ替えたいとは思っている。
※2020年2月2日、ついに実現しました♪
他で気になるところは、ジェットストリームエッジは細かい文字を書ける反面、管理人のように筆圧が強いと、5~10分くらい何かを書き続けたら手が疲れてしまった。これは私の筆圧もあるのだろうが、細かい文字を書くのは疲れるってことなのだと感じている。
ちなみにジェットストリームエッジのデザインが強烈に好きな人は1,000円出して買うのも良いが、左利きの人で書き味やカスレないボールペンを選びたい場合は選択肢には入れない方が良いと思う。まず通常使いは難しいだろう。
それならまずはリフィル(200円)と多色ボールペン本体を組み合わせて、まずは使ってみてもらうことをオススメしたい。
とはいえ、ジェットストリーム好きであれば一度は実際に書いてみてほしいところ。管理人は筆圧が強いために生じている問題があるけど、筆圧が強くなければもしかしたら、書きやすいのかもしれない。
▼0.28mm
▼0.38mm