「フリクション」じゃん、というのはおそらくこのボールペンにはNGになるのではないかと思う。そんなラメラメの消せるボールペン【ケセラメ】が登場した。
この前紹介した「ハイブリッド デュアル メタリック」にはない『ラメが消せる』という最大の能力を携えてやってきたラメボールペンをレビューする。
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ケセラメとは?
ケセラメ(KeseLame)とは、パイロットから新登場した”消せるラメボールペン”
普通に考えたら『ラメ』は消せないんだけど、フリクションの「消せる技術」と、特殊顔料(ラメ)が組み合わせられた商品。
新たに開発されたケセラメ専用の消去用ラバーによって「ラメを消す」ことができる。フリクションと違って”消しカス”が出るのも特長である。
ケセラメ(KeseLamé・パイロット)の特長は下記の3つ。
- 書きやすいラメペン
- ブラックノートにも書ける
- 消せるラメペン
フリクションを継承した書きやすいラメ
フリクションボールノックと同じ形状のケセラメ。消せるのに書きやすいのは良いポイント。ユニボールRE3と比べると比べるのが失礼になるくらい書きやすい。
※左利き限定の可能性あり
ブラックノートにもしっかり書ける
乾くまでは少し色が出ないんだけど、乾くにつれて徐々に色が濃くなってくるので、普通に書ける。面白い!
ラメが消せるボールペン
このペンの真骨頂。『消せる』という能力。
「ラ」を消してみたんだけど、本当に消えるのがこれを見てもらうと分かると思う。
あとラメ感も結構あるのが、このケセラメの特長。
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のスペック
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のスペックは下記。
ボールペン名称 | ケセラメ・KeseLame |
カラー | ラメゴールド・ラメシルバー・ラメピンク・ラメグリーン・ラメブルー・ラメバイオレット |
価格 | 230円 |
ボール径 | 0.7mm |
全長 | 146.0mm |
直径(グリップ中心部) | 約11.0mm |
重量 | **g |
方式 | スライドノック式 |
インク | パール+ラメ顔料インキ |
メーカー | パイロット |
▼ケセラメ 0.7mm 6色セット
▼ケセラメ 0.7mm 個別
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のデザイン
ケセラメ・KeseLame(パイロット)の見た目・デザインを紹介。
フォトギャラリー
カラーバリエーション
ここからはケセラメ・KeseLame(パイロット)をカラー別に紹介。結構名前は凝ってないのが逆にいいかもと思う。
ラメゴールド(LKKB-23F-LMGD)
ラメシルバー(LKKB-23F-LMS)
ラメバイオレット(LKKB-23F-LMV)
ラメグリーン(LKKB-23F-LMG)
ラメピンク(LKKB-23F-LMP)
ラメブルー(LKKB-23F-LML)
ケセラメ・KeseLame(パイロット)のリフィル
数量限定の商品になっているため、リフィルは別売りで用意されていない模様。
ケセラメ・KeseLame(パイロット)の書き味&描線
ボール径が0.7mmなのでスイスイ書けるのが嬉しい。左利きだと最初若干インクがでないときがあるのは注意。
上から2・3段目の上の線が細くなっているのがそれである。一度インクが出るといい感じで出てきてくれる。
ぺんてるのハイブリッドデュアルメタリックと比較すると、これくらい違ってくる。これは好みが分かれてくるところなのではと感じる。
左利きが実際に使ってみてのレビュー
良いところ
0.7mmなので左利きでも書きやすいのは嬉しい。そして何より”消せる”というこのペンにしかないメリットは大きい。特に手帳などに活躍しそうである。
もちろん子どもとの色塗りや塗り絵にも使えるのがGood。子どものさまざまな可能性も垣間見ることができる瞬間があると思う。
良くないところ
お世辞にもデザインが(当然かもしれないが)かっこいいとはいいづらい。どっちかというと”カワイイ”であろう。
だから男の人は若干手が伸びにくいかも。と思う。
あとは普通の白いノートだとラメが消えたように見えてくれるんだけど、ブラックノートだとラメとインクが散らさせて消し切ることができない模様。この点には注意してほしい。
とはいえ、業界初の”消せるラメ”というところを突いてきたパイロットはすごいと思う。よもや誰がそんなことを想像できただろうか。
カラーリングもなかなか可愛らしいと思うので人気も出そう。ただ、限定発売のためしばらく経つと無くなってしまうと思うので、気になっている人は売り場で書き味を試してみてほしい。
▼ケセラメ 0.7mm 6色セット
▼ケセラメ 0.7mm 個別