書き味バツグンのパイロット「ジュースアップ0.4mm」はカスレがほとんどない滑らかボールペン。そんなペンからパステルカラーというものが発売されている。
パステルカラーというくらいなので、すべて淡い色が採用されているんだけど、インキがちょっと特殊。
なんと黒いノートに描線を書くことができるのである。これこそが、このボールペンの最大の特長となる。
この特長を生かして普段は白い色って表現できないところを、ブラックノートと組み合わせることが可能となる。
そんなワクワクが詰まったペン『ジュースアップ・パステルカラー』とノート『ブラックノート』をレビュー。
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ブラックノートとは？
パイロットのパステル＆メタリックカラーで鮮やかに書ける、全部まっ黒！なノート、『ブラックノート』をカンタンに紹介。
表紙も黒の厚紙なのでキズから守られている
とりあえず最初から最後までまっ黒！
ドットがかっこいいノート
至極シンプルなノート
ドット罫線タイプになっているので、ドットデザインになっている
ジュースアップ･パステルカラー（0.4mm）とは？
ジュースアップ･パステルカラー（0.4mm）の特徴は下記の4つ。
- ホワイト系ボディ
- シナジーチップ
- ノック インジケーター
- 程よいラバーグリップ
ホワイト系ボディ
全体的にホワイトボディなのが特長
スタイリッシュなストレートボディなのはいうまでもなく、ホワイト系で統一されているのがジュースアップ・パステルカラー。
通常のジュースアップ同様、ペン先が金属製なので、重心が低くなるように設計されている。
新開発「シナジーチップ」
ジュースアップのペン先は特殊な形状をしている。
ペン先が反り返っているのはまだ良いとして、ペン先と一緒にリフィルの内部までもが出てくるという珍しさ。これには賛否あると思う。
ジェットストリームエッジと比較すると、同じようだけど、結構違う。
ノックインジケーター
ボディにはノックのオン・オフがひと目で分かるインジケーターが付いている。インクの色がブラックだとこの恩恵は受けにくいんだけれど、パステルカラーは分かりやすい。
ちなみに「Juice up」の数字の後ろにインジケーター部分が入っており、0.3mmには3つの窓、0.4mmには4つの窓、0.5mmには5つの窓が付いているという手の凝ったデザイン。
ジュースアップ･パステルカラー（0.4mm）のスペック
ジュースアップ・パステルカラー(0.4mm)のスペックは下記。
スタンダードカラーの仕様
| ボールペン名称 | ジュースアップ･パステルカラー（0.4mm） |
| 価格 | 200円 |
| ボール径 | 0.4mm |
| 全長 | 142.8mm |
| 直径（グリップ中心部） | 10.5mm |
| 重量 | 約11.6g |
| 方式 | ノック式 |
| インク | ゲルインクボールペン |
| メーカー | パイロット |
カラーバリエーション
その他のカラーについて紹介
スタンダードカラー
- ブラック
- レッド
- ブルー
- ブルーブラック
- グリーン
- オレンジ
- ピンク
- バイオレット
- ライトブルー
- ブラウン
0.3mmと同様の全10色のラインナップ。
メタリックカラー
0.4mmは特殊色として、パステルカラー以外にメタリックカラーというものが展開されている。
ボディの軸色がシルバーになり、若干ギラついたカラーになる。そしてパステルカラーと同じく黒色の紙にも文字などを書くことができる。
ジュースアップ・パステルカラー(0.4mm)のデザイン
ジュースアップ・パステルカラー（0.4mm）の見た目・デザインを紹介。
製品自体の特長はジュースアップのノーマル版の記事を参考にしてほしい。
ジュースアップ･パステルカラー（0.4mm）-フォトギャラリー
収納しやすいのも嬉しいポイント
淡い色なのでブラックノート以外にも使うことができる
重心の安定感が出ている
黒軸デザインよりはこっちの方が好き
カラーバリエーション＆描線とカラーイメージ
ホワイト 0.4mm
パステルピンク 0.4mm
パステルブルー 0.4mm
パステルバイオレット 0.4mm
パステルグリーン 0.4mm
パステルオレンジ 0.4mm
ジュースアップ（0.4mm）のリフィル
ジュースアップのノーマルタイプリフィルは120円なので一般的なゲルインクのリフィルと比較すると少し高い。
パステルカラーのリフィルもあるのかな？と思ってちょっと探してみたけれど、無さ気。情報があったら更新しておく。
ジュースアップ･パステルカラー（0.4mm）の書き味＆描線
書き味はいうまでもなく、滑らかで書きやすい。そして驚くべきはその色の入り方。
インクが徐々に乾いてくるに従って発色されるタイプ。特に白が顕著で、最初に色が付いてないんじゃ？と思うことがあるが、そんな思いを裏腹にしっかり色が出てくる。
～鬼滅の刃・胡蝶しのぶ～
～鬼滅の刃・嘴平伊之助～
左利きが実際に使ってみてのレビュー
ただし、ちょっと引っかかる感じはある
良いところ
良くないところ
ジュースアップの最大の欠点？である、ノック後（ペン先を出した後）のカタカタ音はノーマルタイプと同様。
ノック後にペントップが固定されないため、振るとカタカタ音が出てしまう。そこだけはちょっとBadに受け止めてしまう。
とはいっても、Badポイントはそれくらいで、他はこの価格帯のボールペンでいうとトップクラスの書き味とインクの濃さを実現していると思う。
そしてこのパステルカラーは黒いノートに文字やイラストを書けるという特殊能力を兼ね揃えており、他のペンとは一線を画している。
そしてこのブラックノートとパステルカラーの真価が発揮されるのは、子どもと一緒に遊ぶときである。
黒い線を描いて色を塗るところ、なんと普段と逆の白い線を描いて色を塗れる。
それがどれだけ子どもの遊び心をくすぐるか。そこにもこのペンの楽しさはあると言って良い。
案の定、絵やイラストを描く子どもからは大好評である。
また同じようなペンを買ったのか？と言われることもしばしばだが、今回はあきらかに他のペンとは異なり、家族からも好評である。
ぜひ子どもと遊べる文房具としても検討してみはいかがだろうか。
遊べる面白いなめらかボールペンである。
▼ジュースアップ・パステルカラー（0.4mm）
▼ジュースアップ・スタンダードカラー（0.4mm）
▼ジュースアップ・メタリックカラー（0.4mm）
