おそらくゲルインキでは左利きの中でもトップクラスの使いやすさを誇るジュースアップ。細書きできて、鮮やかな発色にも関わらずにじまずくっきりと書ける、そんなジュースアップの新製品として、3色ボールペンと4色ボールペンが登場。
ジュースアップを愛用している人には間違いなく待望のペンだし、今まで多色ボールペンで悩んでいた人には候補の1本になりえるのでレビューしていく。
▼ジュースアップ単色ボールペン・レビュー記事
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ジュースアップ3・ジュースアップ4(Juice UP)とは?
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット) 0.4mmの特長は下記。
- シナジーチップ
- ストレートボディ
- スリムボディ
驚異の書き心地シナジーチップ
パイロット公式サイト(ジュースアップ3&4紹介ページ)
https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_color/juice_up_34/
細書きのボールペンに適したステンレスパイプの先端にくぼみをつけてボールを点で支える構造の「パイプチップ」と、一般的なボールペンに使われる、ボールを線で支える円錐形で安定して書きやすい「コーンチップ」のそれぞれの特長をいかした構造・形状のペン先。
細書きに最適な細いパイプ形状のペン先でありながら、ペン先の強度が高く、また、パイプの後ろ部分を太くすることでインキの通り道が広がり、インキのペン先への供給がスムーズになることで、なめらかな筆記を生んでいる。
継承されたストレートボディ
新登場したジュースアップ3とジュースアップ4は単色ボールペンであるジュースアップのストレートボディが継承されているのがポイント。
レフログ的にはストレートボディは非常に美しく、使いやすいと思っているので最前線として利用しているボールペンもストレート構造のペンだったりする。
軸径10.7mmというスリムボディ
ジュースアップ単色とジュースアップ3はもうほぼ見た目では分からないほど同じ。違いもわずか0.2mmなので持ったときに分かるか分からないかくらいになる。
そして驚きはジュースアップ4も11.8mmとこの前紹介したカルム3と変わらない。いや、これに4本もよく入れたと思ってしまう。
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)のスペック
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)のスペックは下記。
▼ジュースアップ3
ボールペン名称 | ジュースアップ3 |
品番 | LKJP-50S4 |
ボール径 | 0.4mm(超極細) |
全長 | 144.0mm |
直径(グリップ中心部) | 10.7mm |
重量 | 11.1g |
方式 | スライドレバー式 |
インク | 水性顔料インキ |
インク色 | 黒・赤・青 |
替芯 | LPTRF-10S4(黒・赤・青) |
メーカー | パイロット(PILOT) |
▼ジュースアップ4
ボールペン名称 | ジュースアップ4 |
品番 | LKJP-60S4 |
ボール径 | 0.4mm(超極細) |
全長 | 144.0mm |
直径(グリップ中心部) | 11.8mm |
重量 | 13.0g |
方式 | スライドレバー式 |
インク | 水性顔料インキ |
インク色 | 黒・赤・青・緑 |
替芯 | LPTRF-10S4(黒・赤・青・緑) |
メーカー | パイロット(PILOT) |
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)のデザイン
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)の写真を紹介
ジュースアップ3(パイロット)
まずはジュースアップ3の写真を紹介。
ジュースアップ4(パイロット)
次にジュースアップ4の写真は近日公開予定。
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)のリフィル
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)のリフィル・交換方法を紹介。
品名 | ジュース アップ多色専用 ゲルインキボールペン替芯(LPTRF) |
品番 | 0.4mm LPTRF-10S4-B LPTRF-10S4-R LPTRF-10S4-L LPTRF-10S4-G |
全長 | 93.3mm |
最大径 | 3.0mm |
リフィル交換方法
ジュースアップ3・ジュースアップ4(パイロット)の替芯方法を紹介。どちらもカンタンに交換できる。
ジュースアップ3・4の替芯方法
【まとめ】左利きが実際に使ってみて
良いところ
良くないところ
ラバーグリップは一長一短、耐久度が気になるところ。あとあとグリップ部が変色しないことを祈るばかり。ブレンなどのグリップは変色することがある。
書き味&描線
ジュースアップ3はゲルインクを搭載しているため、よっぽどハズレのリフィル(替芯)を引かない限り、左利きでも安心の描線が期待できる。
ただペン先が細くなっているシナジーチップを搭載しているため、カリカリ感はしてしまうのでその点だけは気に留めておかなければならないところ。
まとめ
ジュースアップ3とジュースアップ4はゲルインクなので油性インクでないところには注意が必要。どれだけ書き心地が良くても油性が好きな人には候補にはならないということになる。
上記の点を押さえたうえで、使いやすさを求めているのであればジュースアップはおすすめのペンになりえる。あとは細軸が好きな人には間違いなくマッチしてくれることだろう。
正直欠点らしい欠点が見つけにくくて困るんだけど、あえて挙げるのであればデメリットにも書いている重量感。そしてクリップがやや貧弱なので、カチカチやっていると力が入った拍子に折れてしまうだろうと思う。
それを差し置いてもメリットが勝ると思うので、一度購入してみても損はないと思う。もし不安であればジュースアップから試してみてもいいので、左利きの人には試し書きでもいいので体験してみてほしい。
※何度もいうけど油性が良い人にはおすすめできないので注意
▼ジュースアップ3
▼ジュースアップ4