【2020年春最新】人気の極細ゲルインクボールペン0.4mmの濃さ&描線&デザインを比較

ゲルインクボールペン0.4mm比較 uni(三菱鉛筆)
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最新のボールペンから、定評のあるペンを何本か紹介してきて、大手メーカーの0.4mmがそろったので比較レビュー。

ゲルインクは水性と油性のいいとこ取りのようなインクになるため、油性に比べてにじみや紙の裏写りも少ない。さらに筆記面では、なめらかな書き味があり、書き出しもカスレにくいという利点があるため人気となっている。

今回は中でも有名なボールペン同士を比較していきたい。

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比較する0.4mmゲルインクボールペン紹介

今回紹介する0.4mmのゲルインクボールペンは4つ

サラサドライ0.4mm

サラサドライ-ゲルインクボールペン0.4mm
サラサドライ0.4mm(クリアホワイト)

超定番ともいうべきゼブラから登場しているゲルインクボールペン「サラサドライ」。
超速乾DRYJELL(ドライジェル)が採用されていることが1番の特徴。

これによって超速乾を実現しており、これ(超速乾)のためだけにこのボールペンを選ぶ人もいるのだとか。

とにかく右利き、左利きを問わずめちゃくちゃインクのノリが良いのでおすすめできる。

エナージェルインフリー0.4mm

ゲルインクボールペン0.4mm
エナージェルインフリー0.4mm(ブルーブラック)

ぺんてるから登場しているエナージェルインフリーは本体が透明で、リフィルの色が透けて見える美しいボールペン

ニードルチップという細いペン先になっており、慣れるのに少し時間を要すかもしれない。しかしながら書きやすさとインクのノリには定評があり、何よりこのボールペンも速乾には優れている。

ユニボールワン0.4mm

ゲルインクボールペン0.4mm
ユニボールワン0.38mm(ブラック)

2020年の2月にuniこと三菱鉛筆から登場した0.38mmのゲルインクボールペン。今回ほぼ0.4mmなので比較対象に入れている。

オープンワイヤークリップやシンプルなボディなど、このボールペンはデザインにも力が入っている。そして最大の特徴はインクの色が濃いということ。

そしてその発色の良さから記憶にも残りやすいらしい。信憑性については謎。

ジュースアップ0.4mm

ゲルインクボールペン0.4mm
ジュースアップ0.4mm(ブラック)

パイロットから登場している左利きでも書きやすいと言われている「ジュースアップ」

ことデザインだけでいうと先で紹介したユニボールワンよりもシンプルで、ストレートボディが研ぎ澄まされている。

そしてこの価格帯のボールペンでは珍しくペン先が金具になっており、低重心設計により筆記時の安定性が上げられている。

デザイン比較

ここからはそれぞれデザインの違いをチェックしていく。
特徴や好みのデザインを見つけてほしい。

ゲルインクボールペン0.4mm

ペン先~グリップ部

ゲルインクボールペン0.4mm
上からサラサドライ、エナージェルインフリー、ユニボールワン、ジュースアップの順

ラバーが波打っているのはエナージェルインフリー(上から2番目)。
ペン先からフラットになっているのはサラサドライ(最上段)とジュースアップ(最下段)。

エナージェルインフリー(上から2番目)とジュースアップ(最下段)のペン先がシルバーになっているけれど、金属製なのはジュースアップだけ。エナージェルはプラスチックにコーティングがかかっている。

クリップ部

ゲルインクボールペン0.4mm
上からサラサドライ、エナージェルインフリー、ユニボールワン、ジュースアップの順

バインダークリップはサラサドライ(最上段)とユニボールワン(上から3番目)。

エナージェルインフリー(上から2番目)とジュースアップ(最下段)は通常のクリップなんだけれど、エナージェルインフリーの方が金属製なのでクリップはしっかりしている。

全長

ゲルインクボールペン0.4mm
上からサラサドライ、エナージェルインフリー、ユニボールワン、ジュースアップの順

1番長いのはエナージェルインフリー。1番短いのがユニボールワン。
ちなみに重量も一緒。最軽量はユニボールワン。

ノック部

ゲルインクボールペン0.4mm
左からサラサドライ、エナージェルインフリー、ユニボールワン、ジュースアップの順

ノック部分にはそれぞれ特徴があるのが面白い。

サラサドライ(右端)が1番面積が狭く、エナージェルインフリー(右から2番目)が1番広い。

ちょうど中間がユニボールワンとジュースアップなんだけれど、若干ジュースアップの方が広い。※丸い部分を合わせた場合

ペン先

ゲルインクボールペン0.4mm
左からサラサドライ、エナージェルインフリー、ユニボールワン、ジュースアップの順

ペン先に特徴があるのはエナージェルインフリーのニードルチップ、そしてジュースアップのシナジーチップ。

0.38mmと1番細いユニボールワンはサラサドライよりもやや鋭角なのが分かる。

速乾比較

ゲルインクボールペン0.4mm

先を書いてすぐに触って、擦れるのはどれか実験。
エナージェルインフリーが少し擦れてしまったが、インクの出が良かったのでこうなってしまった。

書いて、ありえないスピードで触っていての擦れなので、今回紹介したボールペンはどれも速乾には優れている印象。

ちなみにその中でも最強なのはサラサドライ。

何度か同じことをやってみているのだけれど、擦れがほとんど発生しないため、左利きにはオススメできる。

インクの濃さ比較

ゲルインクボールペン0.4mm

色の濃さだけでいうとジュースアップが従来インクの黒っぽい感じだと思う。しかしながら「黒の濃さ」だけをいうならサラサドライとユニボールワンが抜けてる印象。

あとは色の具合で好みが分かれるだろう。
サラサドライは油性マジックのような黒をイメージしてもらうと分かりやすいと思う。

エナージェルインフリーはごめんなさい。
ブルーブラックにすると比較になっていなかった。。。

描線&書き味比較

ゲルインクボールペン0.4mm

サラサドライの書き味と描線はバツグン。エナージェルインフリーもほぼ同様。左利きでもほとんどカスレないと思う。

ユニボールワンとジュースアップは書き始めがカスレることがある。とは言ってもこれは左利き特有なものなので、右利きの人には安心してほしい。

この中では1番ユニボールワンがカリカリ感があるかもしれない。

「お客さんはお金を持っていないわけではなく、
 お金を出す『キッカケ』がないだけだ。」
by 西野亮廣

革命のファンファーレ

左利きが実際に使ってみてのレビュー

ゲルインクボールペン0.4mm

今回は4つのゲルインクボールペンを比較してみたのだけれど、筆圧強い系左利きからすると1番扱いやすいのは、サラサドライ。次いでジュースアップ。左利きだとカスレやすいのはユニボールワン。

デザインでいうと本体が透明なエナージェルインフリーが良く、ゲルインク同士は互換性が効くので、他社メーカーのリフィルを入れてもいいと思う。

ユニボールワンは最大のウリであるカラーバリエーションに強みがあるため、用途が多い。そういう意味でいくと明らかにユニボールワン。

ただ、前述しているけれど左利きの扱いやすさだけを言うなら、サラサドライに軍配が上がる。左利きの人で使ったことがない人はぜひ一度試してみてほしい。

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